第83話 ダンジョンをさらに進む

その後の勢いは止まらず、90層を突破、今は休憩所?で休んでいる。


「もはや時間の問題なんだな、ダンジョン踏破。」


俺はそう思い、つぶやく。


「だが、100層で終わりとは限らんぞ?何せ前例がないからな。」


エリーザベトさんが指摘してくれる。


何せ今までの過去の踏破記録が70層だったらしい。


このLR装備があれば、Nハンターでもここまで苦も無く来れるという訳だ。恐ろしい・・・


「90層のボス、大盤振る舞いでしたね!」


ヘインチェちゃんがそう言うけど・・・・


なにやらドロップアイテム?

先ずは89層がマンティコアキング?とか言うのが出ていたようだが、SSRを色々ドロップしてくれてた。

おかげでクランメンバー全員、SSRの装備品は各々一式揃った。


どんだけ・・・・と思うが。


で、90層は・・・・グリフォンキングと言う個体が18体?


こちらもかなりのアイテムを落とした。


SSRだったが。


「万が一の場合、皆これ装備してくれ。それに・・・・これより上だと・・・どうなんだ?LR出ないか?もしくは・・・・SSR売り払って、その金でガチャるか?」



親方が反応する。


「まだかなりSSRあるんだろ?余ったのは皆売り払って、各々で回すしかねえな。」


「そうですね・・・・この装備の経緯を聞いた限りでは・・・・返して、と言われれば、素直に応じるしかありませんから。」


カチヤもそう言う。


「だからな・・・・一応、皆何処に装備が行ったのかは把握してるんだ。最悪LR揃えなおし、カチヤの実家に渡したのも差し替えるつもりだ。」


「其処まで揃うでしょうか?」


「俺がガチャれば・・・いや、皆でも一緒か?たぶん行ける。」


暫し話ながら休み、再びダンジョンアタックを開始する。


91層・・・・


瓜・・・?

メロン?今回はメロンとか言う果物のようだ。


女性陣が喜ぶ。まあ少しなら・・・・そう言うと、喜んで収穫していく3人。


あっという間に周辺を収穫。


次の階層は・・・・


マグロ?デカい魚が・・・・空を泳いでいる・・・・


俺は目がおかしくなったのか?




そして93層。


ヒヒイロカネだ。


因みに88層ではアダマンタイトとか言うやはりトンデモな素材?が落ちていた。


なんだ?


「これは・・・・ガチャで武具手に入りますから需要はあまりありませんが・・・・とんでもない素材ですよ?」


「そうなのか?カチヤ。」


「ええ・・・・少し拾っていきますか?」


どうやって・・・・?


ちょと待てよ?俺の水魔法なら・・・・?


「少しだけ水魔法を使ってみる・・・・」


俺は再び水魔法を使う。88層でも使ったからだ。


ダンジョンの・・・・ヒヒイロカネ?がある場所がどんどん切れていく。


88層もそうだが。。。中々硬いな。


そして・・・・時間がかかる。


無理せず、適度な大きさに切り分ける。


そして、ダンジョン内でドロップした魔力回復ポーションを飲んで、どんどん切っていく。


中々の数になった。


あ、そうそう、90層のボス部屋では、家事スキルをもらった・・・・いや、鍛冶スキルだ。ああ家事系のスキルもいくつかあって、何故か家事スキル(統合)が出来上がっていた。


紛らわしいな。


なので、鍛冶スキル?使えばこの素材で何か作れる?




94層は・・・・リビングアーマー。


倒すと鎧が手に入る・・・


SSRばかり。


勿論、魔石もだ。


そして・・・・ボス部屋は、またリビングアーマー?


そう思ったが何か様子が変だ。


ヘルメットを脇に抱えて攻撃してくる。あ、頭が無い・・・・


なんじゃそりゃ?

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