第10話 ノーマルガチャは11連小金貨1枚・レアガチャは11連白金貨1枚らしい
ガチャ・・・・ノーマルガチャ11連は小金貨1枚(1万円)・レアガチャ11連は白金貨1枚(100万円)らしい。
らしいってのは、俺は金払ってガチャをしないからだ。
チケットのみだな。
なので・・・・SSRが出るかもしれないレアガチャ11連が白金貨1枚とか・・・・自分には関係のない世界の話だと思っていた・・・・
それがいま現実的に、目の前にやって来たのだ。
どうする?やるしかない?
いや・・・・確かに今白金貨5枚あるがな・・・・出る気がしないぞ?
因みにレアガチャ、噂では・・・・殆どがRしか出ないらしい。
買取は小金貨5枚(5万円)なので、全部Rだと、いらない場合、相当損をするらしい。
だが・・・SRが出れば話が違う。
HRが一つなら・・・・何とかトントン?
確率的にはHRが10%前後らしく、SRは2%か3%らしい。
SSRは・・・・1%以下。ひょっとしたら0.1%とかだって。
いやいや出ないでしょそれ・・・
あ・・・もしかして、仕舞ってるアイテム売れば・・・・金になるんじゃない?SSR武器・・・・ほとんどいらないし?
ならここは一つ・・・冒険をしても?
ああ・・・でも・・・・高額ガチャ何処でするんだ?
冒険者ギルドか?
俺あまり行った事ないんだけどな・・・・
受付の女性も、低ランクの俺なんかまるっきり相手にしてくれないしな・・・・可愛い子ばかりなんだけどな。あんな女性とお付き合い・・・いやいや無理だな。
まあ一度行ってみよう・・・・
・・・・
・・・
・・
・
冒険者ギルド
「ようこそギルドに。本日は何か御用でしょうか?」
みすぼらしい装備でないからか、受付嬢の対応は今まで感じた事のないほど親しみのこもったものだった。
あ・・・これ今まで人と見られてなかったな。
「あの・・・・少し尋ねたいのですが・・・・レアガチャ?ってどうしたらいいんですか?」
「え?」
「え?」
何でそこで驚くんだ?俺も驚いちゃったじゃないか!
「えっとですね・・・・その装備・・・・」
「あ、ちょっと待った!」
俺は女性がしゃべり終わらないうちに言葉を止めさせた。
「ちょっと事情があってな・・・・誰か話ができる人と、周りに人がいないところで聞きたいんだが。」
「え・それってお誘いですか?いやだわあ、こんな朝から・・・・」
・・・・え?どういう事だ?
「ちょっと待ってくれ!俺そんなつもりじゃないんだ!」
「いいんですよ、じゃあ奥のお部屋に移動しましょうか?」
「ちょっと待ってくれ!俺そんなのであんたを・・・・あ、あんた可愛いし、スタイルよさそうだが・・・って違う!」
「まあまあ・・・・ああ、人目がですよね・・・・ササ行きましょ?」
うう・・・勘違いしてるぞこれ。いや、ごめん顔とスタイルで選んだんだけどな・・・・受付に向かうの。だけどこんな事になるなんて・・・・
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