第2話ゾンビの冒険者は駄目ですか?
「よーしポヘンに着いたぞ!いやー懐かしいなぁやっぱりこの町はいいなぁまぁ1日ぶりなんだけどな」
「おい知ってるか?昨日ライムス平原でパーティーが全滅したらしいぞ」
「おいまじかよ!あそこ特に強いモンスターいないぞ!」
「どんな雑魚なんだろうなあっもう死んでるから分からねぇか」
それ俺のパーティーだよと怒り言いそうになったがそれ以上の事が起きてしまった。
「おいあそこにモンスターがいるぞ!」
そう俺の方に指をさした冒険者一行がいた。
ばれたと思いなんとか誤魔化そうとした。
「あのぉ・・・どこに行るのですかぁ?」
「お前だよ!お前!人間の格好しやがって!」
かなり焦った当たり前だ俺はゾンビなんだモンスターだこのまま殺されるかと思った。
「俺は冒険者シュラインですよ!昨日死んで蘇ったんです!」 そう強く主張した。
剣士らしき男が言葉を放ち
「シュライン?もしかして昨日あの平原で死んだパーティーってもしかして・・・」
「そうさ!俺は再度冒険者登録しに行くんだよ!だから殺さないでくれ!俺は仲間の分まで生きないといけないんだ!」
「なるほどぉだがゾンビのお前が冒険者になれるのかぁ?」
そりゃあそうだモンスターの冒険者なんて聞いたことない。もしあったとしてもすぐに淘汰されてるだろう。
「確かに俺の体はゾンビになってしまったよ!だが俺は元は人間の冒険者だ!」
リーダーらしき勇者の男は強い口調で言った
「いやさぁアンデッド族なんて元は人間くらい知ってるわだがよぉ人間に危害を加えるし、しかも増える!いいかモンスターは倒さないと行けないのが勇者の勤めなんだよ!」
紛れもない正論だった。そうさ人間に危害を加える存在モンスターは勇者たちに倒されないといけないそうしなければ人間の世界は平和にならない。この世界は今も魔王ザンベスに脅かされているしかし、魔王を倒したって魔王はまた現れるだろう。その為にもモンスターは全滅させなきゃならない。
「あぁそうさモンスターは全滅しなけりゃならないだから俺は再び冒険者になる。だからこの町に来たんだ。ちゃんと意思疎通もできるし理性もあるだろ?」
魔導師の女は嘲笑いながらこう言った
「ふーん理性がずっと保てるなんて分からないでしょお?しかもゾンビって噛まれた人もゾンビなっちゃうよねぇ?まぁせいぜい冒険者になってみれば」
「まぁ今は殺さないでおくはシュラインまぁせいぜい今を楽しめよ」そう言い勇者一行はどっかに行った。
「ふぅ危なかったぜでもこの会話絶対聞かれてるしゾンビって事バレてるよなぁ。冒険者登録できるか?でも俺が始めて冒険者の時この町で登録した今もちゃんと俺の記録やらあるはずだ」
周囲の目は気になるがなんとかギルドに行けた。
「あのぉ冒険者登録を再び登録したいのですが・・・」
「まずいぞ!モンスターが来やがった!」
ギルド内がざわつき始めた襲われるのを承知で叫んだ。
「俺は冒険者シュライン!昨日全滅したパーティーのリーダーだ!俺はゾンビとして生き返えり再び冒険者になろうとしてここに登録しにきた!」
「もしかしてシュライン君なの?」
この声は普段から聞いたことある受付嬢リーナの声だ
「そうだ俺はシュラインだ!肌は青白くなってしまったけど他は大丈夫なんだ!だから登録しなおす事できるか?」
彼女は不安そうにこう喋った
「確かにシュラインって事が分かりましたしかし冒険者登録は王様に知らされるんです。もしゾンビの冒険者がいたらどうされるか分かりません。」
「そうだよなぁでも1度登録してくれないか頼む!」
「分かりました登録します。でもその後は自己責任でいいですね?これがライセンスです。」
ライセンスをもらい礼を言った
「あぁ分かった本当にありがとう。」
「おいおいまじかよモンスターの冒険者とか世界初じゃね?」
「モンスターは敵だがあんたならなんかなりそうだ期待してるぜ」
今日はなんとか冒険者登録ができた。そして宿に泊まりに行った
「宿に入っても大丈夫かなぁ?」
「うわ!モンスターだ!逃げろ!」
やっぱりと思い冒険者と名乗った
「あっ俺冒険者なんであっこれライセンスなんで。」
「もしかしてわざわざモンスターに仮装してるんですかぁ趣味悪いねぇ」
「まぁ仮装したらモンスターにばれずに溶け込めて油断してるすきに倒せるんですよねぇ」
「はは・・・ そういうことなんですね。」
「料金は?」
「一泊500Gです。」
手持ちは10000Gあるので支払った
今の手持ち9500G
「案外冒険者ってこと名乗ってライセンス見せればばれないのかまぁ当たり前かてか腐敗臭大丈夫かなぁ」
心配したが今日は少し危ない目にあったがライセンスとれてほっとしたこれからゾンビ冒険者として生きていくのかとでも人間に戻りたいと思った。
「そいえば腐敗を消す薬とかないかな?よし寝るか」寝ようとしたが眠れなかった
「ゾンビって夜行性だっけ?棺桶だったらぐっすり寝れるのかなぁ?目をつむれば行けるか?」ようやく眠ることはできた。棺桶って何Gだろうなぁ」そしてなんとか眠りについた。
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