全ての弱きものの為に

@geckodoh

登場人物紹介(ネタバレあり)

~『闇の勇者』陣営~


『闇の勇者』アカネ:この物語の主人公で闇の勇者。スルヴ王とヤーッコのチャレンジ精神によりステファンのついでで召喚された。自己承認欲求が強く、下には尊大、上には卑屈な態度をとる。人の話をあまり聞いてない節がある。人をおちょくるのと下ネタが得意。ド貧乳。筋トレ至上主義者。


ビシド:『怠惰で無用な種族』と言われる山羊の下半身と耳を持つ、サテュロスという獣人。本来は角もあるはずだが彼女は生えていない。弓矢の達人で耳と鼻が利く。人懐っこい性格だが、冷徹なリアリストの一面も持つ、前職がハンターの王宮メイド。白髪で非常に美しい外見と豊満な胸を持つが、ギネス級のバカ。


チクニー・コンコスール:この物語のもう一人の主人公で、ぬるま湯環境で育った心の弱い奴隷。そこそこの戦闘技術があり、イルセルセの内情に詳しい。かなりの調子コキで、突出した能力がないため、パーティー内で埋没しがち。得意技はセルフバーニング。


エピカ・フリント:回復術士で、少女のような外見を持つが、実は男性。ふたなりになるために冒険に出て、チクニーに一目ぼれしたダメンズウォーカー。幼いころからトランスジェンダーとして思い悩んできた過去を持つ。そして、ベンヌがびびるほどのでかいちん○んも持つ。


アマランテ・アーレオーレ:強力な魔法を使える魔導士。発達障害で、過去には友達が一人もいなかった。今は闇の勇者一行が唯一の友達で、アカネを崇拝している。胸は豊満である。



~『光の勇者』陣営~


『光の勇者』ステファン・ベルナール:この物語のもう一人の主人公、と見せかけてただのモブ。絵にかいたような善人で、美しい外見を持つ長身のフランス人男性。『勇者の剣』頼みの戦い方をし、努力が苦手。


テーム・エーララ:王国一の勇士で、旧エルベソ領の騎士。妻帯者だったが、あるとき自分がホモであることに気付く。ステファンのケツを密かに狙っている。


スフェン・ナラ:ショタ見習い騎士。心が弱く、すぐに闇堕ちする。というか人に影響されやすい性格。省略されたため過去が不明。


ベルコ・ノルノ:行き遅れの宮廷魔導士。腐女子、行き遅れ、すぐ切れる、と三拍子そろった隙のないユーティリティプレイヤー。夜な夜なBL小説を執筆して即売会で販売をしているらしい。得意技は『婚期逃し』。省略されたため過去が不明。


インデクト:優秀な斥候だと思われたが、旅の途中でとんでもないポンコツだということが露呈する。省略されたため過去が不明。


ルウル・バラ:僧侶。真言と言霊の使い手で、過去どころかすべてが不明。アカネと同じく日本から転移してきたらしい。あまりにも無口で言葉が話せないのかと思われたが、ビシドとだけは普通に話す。2mを越える巨躯で、四天王に匹敵する実力の持ち主。



~イルセルセ王国陣営~


『賢王』スルヴ・バルコニラ:勇者召喚の発案者。頭がいいらしい。


『大賢者』ヤーッコ・インティルカ:アカネとステファンを召喚した諸悪の根源。


ベッコ:アカネがぬっ殺した盗賊。アカネはいまだにたまにうなされるらしい。


ダンズール:ベッコの兄で元チクニーの奴隷仲間。弱い。


『剣聖』エルヴェイティ:アカネに含み針で倒された剣の達人。毎日2時間の鍛錬は欠かさない。イルセルセ政府とは距離を置いている。四天王に一歩及ばない程度の実力はある。


ターヤック:メイヤの迷宮遺跡を親子二代にわたって研究している学者の少年。すぐ切れる。アカネにプライドを粉々にされるわ、ついでに石板も粉々にされるわ、おまけにオリハルコンの宝玉も奪われるわで散々な目に合う。


『錬金術師』メイヤ:オリハルコンの発明者。故人。


サウロム・マリャム:アマランテの元同級生で魔導の達人。『オムニア魔導教団』の首長。異常に丁寧な手紙を書くが、性格は最悪で非常に口が悪い。アマランテのことが好きで、おっぱい星人。


『炎の勇者』ギアンテ:アカネの知り合いらしいけど、誰だこいつ。



~ノルア王国陣営~


『慈悲王』ナクカジャ:いち早くアカネの事を高く評価した人。温厚な性格で民に寄りそう王。


第1王子スオムル:ナクカジャの息子その1。行方不明。


第2王子ナスルディン:ナクカジャの息子その2。ビシドの事を崇拝している。


ベインドット大佐:スオムル無き後王立騎士団を率いている人。ハゲヒゲの大男で忠臣。


デディ・マヌンガル:自由ノルア党の党首で、本家革命政府のリーダー。厳格な性格で、革命後恐怖政治をひいていた。


ミコール・ミカイ:マヌンガルの補佐を務める女性。演説が得意で、『死の天使長』という痛々しい中2ネームで呼ばれていた。こいつもなかなかの調子コキ。


ジョウォ:アカネ達とともにマンダラ山中で修業をした100人のタバタ騎士団初期メンバーの一人。その後も諜報員、連絡員として度々アカネ達と接触している。軽い身のこなしが身上。



~ヘイレンダール帝国陣営~


『魔王』クルーグヘイレン:異世界から来て、この世界を征服するために戦っている男。たった一人で旧イルネット王国を滅ぼして帝国を打ち立てた。四次元殺法の使い手で、童帝。意外にもこいつもキレ芸の使い手。


『風の』ベンヌ:魔王軍四天王の一人。非常に理性的で温和な性格。チクニーの穴兄弟。四天王屈指の実力者。


『炎の』キラーラ:魔王軍四天王の一人。攻撃的で自信過剰な性格だが、四天王最強の男。炎の魔法をあやつる魔剣士。知らないところでエイヤレーレに振り回されることの多い不運な人。『元気モリモリご飯パワー殺し』の異名を持つ。


『大地の』エッレク:魔王軍四天王の一人。変装の達人でスパイ活動や破壊工作がメインの仕事。特徴のない顔立ちをしている。育ち盛りの子供が三人いて、出張の多いパパは、つらい。


『獣王』ヴァンフルフ:魔王軍四天王の一人。オオカミに変身することのできるライカンスロープ。非常に憶病で慎重な性格をしている。魔王との付き合いは意外に長いが、四天王になったのは実は一番遅かった。


エイヤレーレ・トゥーリエン:魔王軍四天王の一人。非常に強力な魔法が使え、物事を計画立てて進めることが得意で内政能力が高い。しかしアドリブが全く効かず、空前絶後のポンコツ女。アカネ並みの貧乳で、普段は非常識な量の詰め物を胸にしている。帝都にいることが多い。


バスカマリア:エイヤレーレの副官。金髪で片目の隠れた髪型をしており、スタイルも良く、美人。エイヤレーレに振り回されることの多い不運な人。



~その他の陣営~


ヨルデル:出身はコルピクラーニのエルフ。人間不信で、魔物にだけ心を開いているが、魔物の方は彼に心を開いていない。外見はほぼヨーダ。なぜかアカネと心が通じ合った。


ウォーレン・クロマティ:ヘイレンダールの森に住むサイクロプス。単眼単角の巨人で、鍛冶の神と言われている。300年前にメイヤと協力してオリハルコンを作った。実はノルア王国と関係が深かった、こともあった。


エンフェッシ:コルピクラーニにあるエルフの隠れ里、ジェーダの長老。61歳という微妙な高齢であるが、30代程度の微妙に若い外見を持つ。弓矢と魔法が微妙に得意であるが、弓矢はアーチャーには微妙に劣り、魔力も本職の魔導士には微妙に及ばない、微妙な実力の持ち主。

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