第57話 魔王デスゲルトス
「え!どうして飛び降りたのですか!!」
美咲が驚く
「進む道が有るなら行くのが良いからな!!」
ジンが笑顔で言う
「ジン様が行くなら付いていきます」
クレアが笑顔で言う
「おーい!!ジン何で飛び降りたんだ!!生きているか!!」
ベクトルが大声で言う
「大丈夫だ!!降りてくるか?それとも1人で帰るか?」
ジンが大声で言う
「は?飛び降りるはず無いだろ!!」
「じゃあ戻る道を探すから待っているか?それとも帰るか?」
「・・・・待っている!!必ず美咲さまを連れて帰ってきてくれ!!」
ベクトルが大声で言うとジン達は通路を進むことにする
「あ!上がる階段が!!」
美咲が階段を見付けると上がっていく
「え!何これ塞がれている?」
美咲が呟く
「何でしょう・・・何か上に置かれているようですけど・・・」
サーラが苦笑いしながら言う
「何でしょう?」
クレアが真剣に見ている
「美咲どうする?吹き飛ばすか?」
「固そうですので、吹き飛ばした方が早そうですね・・・」
美咲が呟く
「下がってから、クレア最大威力の魔法を放ってくれ!!」
ジンが言うとみんな下がってから
「ファイヤーキャノン」
クレアが魔法を放つと大爆発すると吹き飛ばされ穴が空いている
「ここは?」
美咲が階段を上がり出ると大きな部屋になっている
「人間!!いきなり攻撃を仕掛けるとは!!許さんぞ!!」
立派な黒い角を2本に黒い肌に赤い目をした異形の人がいる
「何だ!!お前誰だ!!入り口を塞ぎやがって!!」
ジンが怒鳴る
「人間めーーーー!!我が玉座を吹き飛ばしておいて何だその言い様は!!」
「誰だ!!お前は!!偉そうに!!」
「貴様!!我こそは魔王デスゲルトスである!!偉大な魔王に奇襲を仕掛けた罪永遠の苦しみを持って償え!!」
魔王デスゲルトスが怒鳴る
「魔王!!」
クレアとサーラと美咲が驚いている
「何だ魔王の癖にこのぐらいで怪我しているのか!!」
ジンが怒鳴る
「これでも食らえ!!地獄の業火!!」
黒い炎が周囲を囲む
「魔王!!死ねーーーー!!」
美咲が渾身の一撃を放つと魔王は片手で防いで美咲を殴り飛ばす
「アクアストーム」
クレアは魔法で炎を吹き飛ばす
「こうだ!!デスフレア」
クレアとサーラは黒い炎の大爆発に吹き飛ばされる
「ジン様気をつけてください!!強すぎます!」
ウルが言う
「ジン様!!ぶん殴っちゃえ!!」
ドリーが笑顔で言う
「人間!!トドメだ!!デスフ・・・」
魔王デスゲルトスが魔法を放とうとするとジンが蹴りを顔面にいれると魔王は壁まで吹き飛ばされる
「え?これで吹き飛ばされるのか?本当は弱いのか?」
ジンが言うと美咲は剣で魔王を突き刺しに行く
「この!!!人間め!!我を起こらせるとは!!くそ人間!!」
魔王デスゲルトスが激怒すると美咲を殴り飛ばして大きな扉にぶつかると門は少し開く
「はぁーーーー!ふざけるな!!扉は引いて開けるのか!!」
ジンが扉を見て大声で言う
「何だ!!扉から入ってこなかったのは!!開けられなかったからか!!!くそ人間!!」
「解る訳無いだろ!!押して開かないから仕方ないだろ!!開け方ぐらい書いておけ!!」
「何だ!!貴様!!扉ぐらいちゃんと調べろ!!真ん中に書いてあるだろ!!」
「あんな文字解るか!!!くそ魔王!!」
「貴様!!!切り刻んでやる!!!」
魔王が激怒して剣を手に斬りかかってくるとジンはかわして顔面を思い切り殴る
「アギャーーー!!」
魔王デスゲルトスは血を吐きながら歯が砕けている
「ジン様!そのままボコボコにしちゃえ!!」
ドリーが笑ながら言うとウルが驚いて呆然としている
「おい魔王!!弱すぎるぞ!!何だ!!殴ったぐらいでその顔は!!」
ジンが怒鳴る
「ななっなんだ!!貴様何者だ!!貴様が勇者か!!」
魔王デスゲルトスが後退りしながら言う
「はぁーーー!!勇者はあそこにいる美咲だ!!こっちはただ巻き込まれただけだ!!このクソ魔王!!」
「何でだ!!何故!勇者より強い!!貴様何者だ!!」
「ただの上級剣士だ!!文句有るか!!!クソ魔王!!」
ジンが怒鳴ると美咲が苦笑いしながら立ち上がる
「ふざけるな!!デスフレア!!」
魔王デスゲルトスが魔法を放つとジンは爆発に巻き込まれる
「痛い!!魔王!!痛いの嫌いなんだ!!痛みは千倍で返してやる!!」
ジンがぶちギレると剣を出して魔王に斬り付けると魔王は剣で受け止めようとする
「ぎゃーーー!!」
魔王デスゲルトスが剣を受け止めるとジンの剣はそのまま角斬り肩に深々と斬り止まる
「面倒だ!!」
ジンが呟くとアイテムボックスから次の剣を出して横に振ると胴体を真っ二つにすると頭から真っ二つ斬り裂く
「にんげんごときが・・・・・・」
魔王デスゲルトスが言うとジンは次々と微塵切りにする
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