第52話 特訓

5日後王都に戻る

「買取りお願いします」

クレアが言うと魔石の袋を持ち上げる

「えーと!奥にどうぞ、ここだと邪魔になりますので」

職員が苦笑いして言うと応接室に魔石の袋を置くと職員達は魔石の数を数え始める

「明日の朝かな?」

「はい!そうしてください」

職員が笑顔で言うと冒険者ギルドを出る

「美咲はどうする?」

「え!一緒にいたら嫌なのですか?」

「別に構わないが、クレアとサーラの転職するぐらいだけど」

ジンが苦笑いしている

「その後また修行するのですよね?」

「レベル1じゃ大変だからな」

「置いていかれないように一緒にいます」

美咲が微笑みながら言うとクレアは嬉しそうに笑うと装置の有る建物に着くとサーラが転職に入っていく

「クレア今回は1人で考えて1人で転職出来るかな?」

ジンが微笑みながら言う

「え!ジン様一緒に見て欲しい」

クレアが言う

「クレアはもう1人前だから1人でも大丈夫どんなスキルを取得すれば良いか解っていると思うしね」

「そうだけど、1人だと寂しいです」

「クレアなら大丈夫ダメだったら戻って来てもう一度一緒に入れば良いからね」

ジンが微笑みながら言うとクレアは頷く


「ジンさん凄く強くなっていました!転職しても物凄い能力になっていました」

サーラが笑顔で言うとクレアが中に入っていく

「やっぱりサーラも強くなっていたんだね」

「はい!信じられないぐらいになっていました」

サーラが笑顔で言う

「やっぱりサーラさんも人外の実力になっているのですね、100レベルまで転職しない人などいませんから・・・」

美咲が笑顔で言う

「私もジンさんに言われるまでこんなに能力が上がるなんて思いませんでした」

「私もかなり強くなりました、従者はジンさんとサーラさんとクレアさんに任せる方が安心出来ます」

美咲が笑顔で言う

「勝手に従者にするな!」

ジンが笑いながら言うと美咲が笑い始める


「ジン様!出来ました!!1人で転職出来ました」

クレア笑顔で走ってくる

「それは良かった!これで安心できる」

「はい!ジン様!!」

クレアが笑顔で言うとサーラが微笑んでいる

「私もちょっとスキルを取得してきます」

美咲が言うと中に入っていく


「まさかこんなに能力が上がるなんて思って無かったです」

美咲が笑顔で言う

「オーガぐらいは余裕で倒せるかな?」

「そうですね、倒せると思いますがジンさんの足元にも及びません」

「まだまだ強くなれるな」

ジンが笑い出すと美咲は微笑んでいると宿屋に向かい翌朝再びウルの領域で修行に出掛ける事にする


5日後王都に戻ってくるとベクトルが冒険者ギルドの前で待っている

「美咲!ジン!やっと帰ってきたか!」

「ベクトルどうしたの?」

「美咲!!帰ってこないから心配していたんだ!」

ベクトルが苦笑いしている

「ジンさんの実力の理由は解りました、私もかなりレベルアップしたよ」

美咲が笑顔で言う

「それは良かったが、魔王軍討伐はどうする?」

「行くわ!今の実力なら突破出来ます!」

美咲が笑顔で言う

「わかった!準備するが明日出発で良いか?」

「良いわ!ジンさん同行お願いします」

美咲が笑顔で言う

「明後日にしよう!あれだけ訓練したから1日休んだ方が良い」

ジンが笑顔で言う

「あ!そうですね、装備も出来れば買い換えたいです」

サーラが笑顔で言う

「確かにそうだな・・・わかった明後日出発にするぞ」

ベクトルが笑顔で言うと美咲は笑顔で頷いている

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る