第44話 王都出発
翌朝冒険者ギルドに食料等を買い込んでから向かう
「ジンさんこちらが昨日の分の硬貨ですが新記録でした」
職員が笑顔で言うと硬貨を受け取りギルド内を見回す
「まだ来てないか?」
「はい、昼前には来ると思いますがジンさんが向かってくれると安心します!ジンさんは恐らく最強の上級剣士ですから」
職員が微笑みながら言う
「かなり強くなっていたから、少しは安心出来るがまだまだ強くなった方が良いかな?」
「どのぐらい強いか解りませんがジンさんなら勇者様と互角にやれますね」
職員が笑顔で言う
昼ぐらいになると勇者と馬車が到着する
「ジンさん来てくれたのですね」
美咲が笑顔で言う
「契約が有るからな!取り敢えずは力を貸してやる」
ジンが笑顔で言うとルシオが睨んでいる
「ジン!!貴様!!ここで上下関係をハッキリさせてやる!!表に出ろ!!一騎討ちだ!!」
ルシオが怒鳴ると周りの男達がジンを取り囲む
「面倒だな・・・ハッキリさせるのは良いが自信過剰だな」
ジンが呟くと外に出る
「この間は油断したが!今回はそうはいかない!!覚悟しろ!!」
ルシオが言うと剣を構える
「面倒だから早くしてくれ」
ジンが面倒そうに言うと剣を構えるとルシオは剣を振るとジンは軽くかわして剣を叩き付けるとルシオの剣は砕け散ると剣を落としている
「イタ!!」
ルシオは痛みに耐えながら砕けた剣を見ている
「どうした?口先だけの弱虫」
「クソー!剣が悪いだけだ!!」
「もう一度するか?誰かから剣を借りれば良いぞ」
ジンが微笑みながら言うとルシオは剣を構えると斬りかかるがかわしながら素手で腹を殴ると壁まで吹き飛び倒れる
「弱すぎるのだから・・・動きが遅すぎる」
ジンが苦笑いをしている
「あり得ない・・・・」
ベクトルがジンを見て呟く
「次はどうする?全員でやりあうか?」
「それはしなくても良いが・・・ジンの職業は?」
ベクトルが苦笑いしている
「上級剣士だが面倒だから転職したくはないな」
「あり得ん!!何故だ!!何故上級剣士がパラディンに勝てる!!」
ベクトルが言うと美咲がジンを見て青ざめている
「美咲どうした?」
「そんな事あり得ない!!こんなレベル!!何故!!!もしかして!」
「そうだね!だけど人のレベルを言うなんてルール違反じゃないかな?」
ジンが微笑みながら言う
「そうだけど・・・ルシオがいくら足掻いても勝てる訳無い・・・私より強いかも知れない」
美咲が青ざめている
「まだまだ弱い!防御力が上がらないからな」
「は?防御力!!そんなの上がる訳無いでしょ!!」
美咲が苦笑いしている
「美咲様そんなにジンは強いのですか?」
ベクトルが驚きながら言う
「最強の上級剣士です・・・どう見ても強すぎます」
美咲が呟くとジンを見ている
準備が完了してから王都を出発して魔王軍のいる方角に向かい進む事にする
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます