第26話 ジンとクレアの訓練中編
翌日は町の近くでクレアが1人でバッタを倒させていくと複数現れたらジンが殴り瀕死にさせてクレアに倒させている
「ジン!聞いてみに来たが・・・本当に少女に魔物討伐を教えているのだな」
セルシオが声をかけてくる
「まだ3日目だからまだまだ弱い」
「3日で1人でこれだけの魔物を倒せるのか!あり得ないだろ」
「クレアに才能が有るからだろう」
ジンが微笑みながらクレアを見ている
「バッタを素手で殴り倒す人が言うことか?常識外れもここまでくると怖いな」
セルシオが笑い出す
「クレアに追い抜かれない様にしろよ、セルシオ」
「追い抜かれそうで怖いな」
セルシオは苦笑いしているとクレアが魔石を拾い集めて帰ってくる
「もういなくなったよ他の場所にいく?」
「あっちの方にいくか・・・」
ジンが言うと笑顔でクレアが付いてくる
セルシオは苦笑いしながら見送っている
(まさか本当に追い抜かれそうだな・・・)
10日後クレアは能力測定を行う為に装置を使いにくる
「1人で大丈夫か?」
「ジン様も一緒に!」
クレアが言うと一緒に付いていくと能力の確認をする
「結構強くなったな!獲得経験値は必要だから取得した方が良いな」
「獲得経験値ですか?」
「一匹で5匹分の経験値が得られるから強くなりやすい」
「え!はい!解りました!!」
「まだ転職しない方が能力が上がるから良いな」
「え!はい、転職した方が強くなるのではないのですか?」
「能力の限界になった者が転職すれば相当強くなっていけるが能力が低いのに転職しても余り意味がない」
ジンが微笑みながら言うとクレアは頷いている
名前 クレア
ジョブ 村人 14歳
レベル 25
HP 144 MP 180
腕力 50 瞬発力 70
体力 72 生命力 72
魔力 105 知力 75
攻撃力 50 防御力 52
ボーナスポイント 0
スキル
獲得経験値5倍
スキルポイント 0
外に出るとサーラ達に出会う
「クレア!」
「サーラお姉ちゃん」
「能力を調整に来たの?」
「そうだよ!レベル25になっていたよ」
「は?・・・・にに25レベル!!こんな短期間で」
「クレアは頑張り屋だから成長が早い」
「異常です!1年でやっとなのに」
サーラはジンを見つめている
「これからだがな」
ジンが微笑むとドリーがジンの肩で足をバタつかせている
「私なんかすぐに追い抜かれそう・・・」
「サーラお姉ちゃんを追い抜きます!!」
クレアが笑顔で言う
翌朝食料と必要な生活用品と鉄剣を買ってからジン達は精霊の森に魔物を倒しながら向かうと周囲に人がいないのを確認してから森に入ると家に向かう
「凄い!!木の中に家が有るなんて!!」
「私が作ったんだよ」
ドリーが自慢げに言うと浮遊している
「ドリー一人用に作ったから少し改造が必要だな」
「あ!ジン様!解りました!!」
ドリーが笑顔で言うと木をくり貫きながら部屋を作り始めるとクレアの部屋が出来上がる
「この部屋使って良いの?」
クレアが嬉しそうに言う
「当たり前だクレアの部屋だ」
ジンが笑顔で言うとドリーが飛び回っている
「ありがとうございます」
クレアが言うとドリーにもお礼を言っている
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