第25話 ジンとクレアの訓練前編
宿屋に戻るとサーラが心配そうに待っていた
「サーラお姉ちゃん」
「クレア大丈夫だったの?」
「ジン様がいるから大丈夫!バッタを沢山トドメを討ったよ」
「え!あ!ジンさんだからだね、レベルが上がれば安心出来るから頑張るのよ」
「うん!頑張るよ」
クレアが嬉しそうに言う
「そろそろ帰ろうね」
サーラが笑顔で言う
「ジン様と一緒に宿屋に泊まる」
「え!何を言っているの!!ジンさんに迷惑でしょ」
「ジン様ダメですか?」
「仕方無い、宿屋で部屋が空いているか聞いてみるか」
ジンが呟くと部屋を確保する
「ジンさん宿代どうしましょうか?」
「今日の稼ぎで数日は大丈夫だな」
「え!今日の稼ぎで!!」
サーラはクレアを見るとクレアが硬貨を見せる
「ななっ何匹狩ったの!!」
「100匹はいたかな?バッタだから余裕だな」
「・・・・もしかして私よりすぐに強くなるのかも」
サーラが呟き苦笑いしているとサーラは家に帰っていく
翌朝ジンは北の領域に向かうことにする
「クレア、走るから背中に乗れ」
ジンが言うとクレアが少し恥ずかしそうにするとジンにおんぶして貰う
「舌噛まない様にしていろよ」
ジンはそう言うと全力疾走していくと領域の近くに到着する
「ジン様早いです・・・凄かった」
クレアが笑顔で言うとジンは周囲の魔物を殴り瀕死にしてから持ってくるとクレアがトドメを討たせていくと一度結界無いに入っていく
「ゴン!!痛い!!」
振り向くとクレアが顔を押さえて尻餅をついている
「ジン様結界に引っ掛かりました」
「どうすれば入れるのかな?」
「手を繋いで入れるか確認して見てはどうですか?」
ドリーが言うとジンは手を差し出すとクレアは手を掴み結界内に入る
「結界って何ですか?」
「秘密だぞ」
「はい!ジン様」
「森の結界はここがドリーの領域だからドリーは入れるが魔物は入れない」
「はい!ここなら安全なのですか?」
「これから結界を解いて魔物を向かい討つが結界内は比較的安全だな」
ジンは歩きながらゴーレムの所にくるとウッドゴーレムはクレアに攻撃をしようとするがドリーが止めて言い聞かせている
「ゴーレム何て凄い!!ドリー様のゴーレムなのですか?」
「領域の守護者だな」
ジンが微笑みながら言うと結界を解いてウッドゴーレムで迎撃を始めると倒しきれない魔物はジンが次々と倒していると魔物の数が減っていくと再び結界を張ると一匹の虎が突進してくるとジンは虎の手を切り落としてから首を捕まえて腹を見せて倒すとクレアに短剣を次々と刺させると黒い霧になって消えていく
「何とか倒せたな」
「虎のトドメを討たせて貰ってありがとうございます」
「雑魚だ!まだまだいるぞ」
ジンは笑うと魔石を袋に入れると周囲に魔物がいないのを確認してからクレアは魔石拾いを終わらせると休憩することにする
「クレア、短剣の素振りをして戦う練習をしてみようか?」
ジンが言うとクレアが素振りを始めるとジンは見つめている
日の傾きを確認して町に帰ることにすると帰り道てバッタを見付けるとクレアに戦わせると跳んでくるバッタを短剣で突き刺すと黒い霧になって消えていく
「何とかバッタなら倒せるな」
ジンは微笑みながら言うとクレアは嬉しそうに魔石を拾い帰り道で数匹のバッタを仕留めてかえると冒険者ギルドに向かう
「買取りお願いします」
職員が笑顔で受け取り魔石を数え始めて溜め息を吐きジンを睨むと硬貨を出してクレアは受けとる
「ジンさん!まだ新人に無茶をさせないでくださいね!こんな大きな魔石の相手をする時はなるべく避けてください」
「虎か、トドメはクレアが討ったぞ」
「うん!ジンが羽交い締めにしてくれたから沢山突き刺しました」
クレアが笑顔で言うと職員が青ざめている
「もう何を言っても聞かなそう・・・クレアさん無茶はしないでくださいね」
職員はそう言うと見送ってくれる
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