第16話 リザード討伐2日目と殲滅戦
テントの方に戻ってくるとまだ冒険者達は戻ってなかった
「ジンさん何か有ったのかな?」
「様子を見に行った方が良いかな?」
ジンが呟くと冒険者を探しに行くと20匹のリザードに冒険者達が囲まれながら必死にセルシオが戦っている
「全滅するな・・・」
ジンが苦笑いしているとサーラが青ざめて震えている
「ジン様この先に更に大群がいます早く殲滅しないと不利になります」
ドリーが苦笑いしている
「サーラは退路が出来たらセルシオの援護をしてセルシオから離れるな!無理をするなよ」
ジンが微笑むとジンは歩いてリザードに近付く
「セルシオどうしてこうなった?だから自分の身を守れない者は送り帰せば良かったのにな」
「ジン!援護してくれ!この数は異常だ!」
「じゃあ邪魔はするなよ」
ジンが言うと剣を抜いてリザードを両断する
「一撃だと!!」
セルシオが驚くジンは軽くリザードを数匹倒して見せる
「退路出来たからさっさと逃げな」
「うわーーー!」
昨日の冒険者がいきなり走り出してジンの横を通りすぎると他の冒険者も走り出す
「やっぱり口先だけか・・・」
「本当に口先だけか一人前と解りました」
サーラは苦笑いしながら冒険者を見送っている
「ジン!一緒に戦うぞ!!」
セルシオが横にくる
「足手まといだな・・・あれだけの数を守りながら戦うのは無理だ!!」
ジンが言うと遠くに見えるリザードを見る
「まさか!!そんな!」
セルシオが青ざめている
「邪魔はするなよ」
ジンはそう言うとリザードを切り裂いて倒すと飛び付いてくるリザードを両断すると次々と襲ってくるリザードを両断して倒す
「ジン!無理をするなよ!!」
セルシオはそう言うと冒険者達が行った方に走り出す
「ドリー見える範囲に人が入ってきたら教えてくれ!後結界を解いて全部狩るぞ!!」
「ジン様解りました!まだ余裕が有るので1時間で再度結界を張れます」
ドリーが肩で笑っているとジンはどんどん速度をあげて倒し始めると後続のリザードが次々と現れ始めるとアント等雑魚も集まり始める
日が暮れるとドリーは結界を張り直してから散らかった魔石を拾い集め始めるとセルシオがサーラと戻ってくる
「この魔石の数・・・・」
「セルシオかちょっと倒しすぎた魔石を集めるのを手伝ってくれ」
ジンが苦笑いしながら言う
「アハハハ・・・・」
(強さの次元が違いすぎる・・・本当に剣士か?)
「ジンさん手伝います」
サーラは笑顔で言う
「体力は回復したようだな」
「え!はい、回復しました」
サーラは魔石を拾い集め始めるとセルシオも拾い集める
「少しいるか?」
「は?必要ないが・・・ジンは異常に強い・・・どうしてそんなに強い?」
「毎日倒しまくっていたからな」
「は?・・・・だが剣士だろ?」
「剣士の90レベルと剣聖のレベル1どっちが強い?」
「はぁーーーー!それはそうだな・・・・」
セルシオが苦笑いしている
「そう言うことだ、腹が減ったから帰るか」
ジンが笑顔で言う
「・・・・・・・アハハハ」
「クスクス、ジンさんご飯は沢山食べてください」
「そうだな逃げ回ったバカの飯も貰うとするかな!」
ジンが真剣に言うとサーラが笑い始める
「それが良い!!沢山食べてくれ!!」
セルシオが大笑いしている
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