第857話 アマビエさん、見守り中
下に戻ると、薬局長がパートさんに指示を出していた。
「わかりました」
パートさんはうなずく。さすがに経験者だけあって、真っ先に棚の配置を覚えに行く手際の良さを見せていた。
幸い今日はあまり忙しくなく、パートさんもパニックにならず、ミスもせずに仕事を終えることができた。これが自信になれば、面接時のような台詞は言わなくなるに違いない。
「お疲れ様。時間だから、もう上がっていいよ」
時刻は午後七時になっていた。事務さんが表のシャッターを閉める。
【薬局あるある】実際はぴったり終わることはあまりないので、今回はレアケース。
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