第829話 アマビエさん、夜は早い?
「でも、薬局長は全然有給がとれてないですよねえ」
「確か、年に一定数有給がとれないと、罰金が科せられるんじゃなかったかしら。法改正があったばかりよね?」
クタベさんと事務の子が僕の味方をしてくれた。
「それでも、週二十時間くらいのパートさんしか無理かな。午後の遅い時間に入ってくれる人がいれば助かるけど」
薬局長は顔をしかめた。確かに、それは難しい。
パートを希望する人はお子さんのいる人が多く、遅い時間のシフトはなかなか埋まらないと聞いていた。
【薬局あるある】最近はパートでも、遅い時間の募集が増えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます