第813話 【番外編】アマビエさん、夢中で食べる
こちらはソーセージ自体に塩気があるので、さっきより濃厚な味わいだ。これも違和感なく、するんと食べられる。
「お肉も美味しいよ」
妹に言われて、唐揚げと牛すじに手を出した。牛すじは濃い醤油味が周りの生地で調和され、ちょうどよくなっている。これはソースを控えめにした方がよかったかもしれない。
唐揚げは完全に衣がしなしなになっていたが、そういう具だと割り切れば美味しかった。
「さて」
問題はここからだ。トマトとチョコレート、どっちからいくか。
「まだトマトの方がましかな……」
僕は意を決して、トマト焼きを口に運んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます