第806話 【番外編】アマビエさん、張り切る
タコ焼きに入るくらいの大きさに材料を刻み、ボウル状の紙皿に入れていく。具の種類が思ったより遥かに多く、念のために百均で皿を買っておいてよかったと胸をなで下ろした。
「全部切ったわよ」
「じゃあ、次は生地ですね。一人十個くらいは食べられそうですか?」
「大丈夫よ」
「アマビエは百個いけるぅー」
奥からアマビエさんの声が聞こえてきた。
「あれは無視よ」
「分かってます親方」
人数×十二個分で粉を計算し、水と卵を用意する。
「お兄ちゃん、これ全部混ぜちゃっていいの?」
「あ、待って。ネットで調べたところによると……」
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