第784話 【番外編】アマビエさん、鱗が服?
高かったけれど首元が伸びてしまったもの、通販で買ってサイズがいまいちだったもの、洗濯で色移りしてしまったもの……よく考えれば、なんでこれをとっておいたのかという衣類が山ほどあった。
「このコートもボタンが取れてるぞ」
「ダメージデニムは、社会人になるとあまり着る機会がないのでは?」
ヨゲンノトリさんも助言してくれる。そのアドバイスに従って、僕は手を動かし続けた。
「終わった……かな」
仕分けが済んだ頃には、大きなゴミ袋が三つも衣類で満たされていた。残った衣類をたたむと、備え付けの収納の中に綺麗におさまる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます