第597話 アマビエさん、カレーパンへ向かう
僕はアマビエさんに脇腹を狙われながら、なんとか薬局まで到達した。
「この道をまっすぐ行って、最初の信号を左に曲がってください。後は道なりに行けば、右手にお店が見えますから」
「うむ、わかりやすい」
「行列ができてると思いますから、近くまで行くともっとわかりやすいですよ。じゃ、頑張ってください」
アマビエさんは、手をふりふり去って行った。
「もう、甘やかすんだから……」
「いいじゃないですか。ぽっちゃりしたアマビエさん、かわいいし」
【薬局あるある】
不摂生を甘やかすと加速する。締めるところは締めるべし。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます