第518話 アマビエさん、ぶうたれる
「なるほどな。それで皆、以前に比べれば楽しそうな顔をしているというわけだ」
「街にもだいぶ人が戻ってきましたからね。前は休日でもガラガラだったのに」
妹が待ち望んでいた同人誌即売会も、徐々に開催されるようになってきた。彼女は実に楽しそうだ。センセイも一緒になって、毎日イラスト……のようなものを描いている。
「なら、薬局長はなぜいない。顔が見たいのに」
アマビエさんがまたぶうたれた顔に戻ってしまった。
「対策しても、病気になってしまう時はなりますよね」
【薬局あるある】
どんなに気をつけていても、かかる時はかかる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます