第440話 【番外編】アマビエさん、情が移る
「つまり、一ルビーはこの世界の百円の価値になると」
「そういうことです」
クタベさんが的確な解説を入れる。僕は感謝してうなずいた。
「ならよかろう」
アマビエさんは○を押し、無事に八十ルビーを手に入れた。
『手に入れたルビーで、家具を買う。道具や加工に使う。おしゃれをする。楽しみ方は、君次第だよ。わかったかな? ……じゃあ、しばしお別れだ』
「えー」
『またね!』
アマビエさんの抗議も空しく、ガイド妖精は消えてしまった。ここでチュートリアルが終了である。
「じゃ、セーブして他の人に回してください」
「……うむ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます