第430話 【番外編】アマビエさん、家具をつくる
洞窟があり、その中に明りがついている。入ってみると、お髭豊かなごついドワーフがひとり黙々と槌を振り上げていた。
『おう、こんな辺鄙なところに新入りか。何の用だ?』
初めて会話ウインドウが立ち上がる。
『机が欲しいです』
選択肢を選ぶと、ドワーフがよしよしとうなずきながら立ち上がる。煙のエフェクトの後、シンプルな机ができあがった。
『ほら、最初だからタダでくれてやるよ。次回からは、ルビーももらうからよろしくな』
アマビエさんが手を止めた。
「ルビーとは?」
「この世界のお金みたいなものですよ。左上に残り数が表示されてます」
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