第392話 アマビエさん、環境破壊に怒る
「追いつかないですよ、手回しだけじゃ」
「じゃあ、どうしているのだ」
「あの段ボールに詰めて」
「貴様か、海に不要品を片っ端から捨てる不遜の輩は!!」
「い、痛い痛い。違いますよ!」
誤解から、僕はアマビエさんにぽかぽかと殴られる羽目になった。
「専門の業者さんに引き取ってもらってるんですよ。お金を払ってね」
薬局長が、笑いながらフォローに入る。
「その業者が廃棄しているのか?」
「いいえ。特殊な液で溶解処分しています」
「妖怪処分!?」
アマビエさん、また誤解をしている。
【薬局あるある】不要品を勝手に捨てちゃだめですよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます