第298話 【番外編】アマビエさん、生還
電車を降り、改札を出る。今回はエスカレーターがついていたので、アマビエさんはご機嫌だった。
「来たね」
社長が手を振る。彼の愛車だからさぞかし豪華なスポーツカーかと思っていたが、やってきたのは大型バスだった。
「よろしくお願いしまーす」
「なんですか、この車は。興味をそそられます。撮影していいですか」
センセイは社長そっちのけで、バスに食いついている。確かに、個人でこんな大型の車を持っている人はそういない。
中はもっと驚くべき空間だった。立派なソファに、テーブル。その上、大型のキッチンにテレビまでついている。
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