第142話 アマビエさん、戻る
「これからの時代、導入した方が企業として安全かもしれないね。提案してみるよ」
「お願いします」
薬局長がまとめたところで、アマビエさんが戻ってきた。
「もらってきた」
「良かったですね」
念のため改めたが、正しいものが入っている。
「人は間違うものだ。だが、直すことが肝心である」
「器の大きい発言ですね」
薬局長にほめられて、アマビエさんは三センチほど飛び上がった。
「そういえばアマビエさん、ジムは続いてます?」
僕が聞くと、アマビエさんは不自然な姿勢のまま落下した。
【薬局あるある】ミスを減らすために全力を尽くそう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます