第125話 【番外編】アマビエさん、筋トレ
アマビエさんはそう言って、本当に欠伸をした。
「頑張れよ」
「あ、やめてやめて押さないで」
余裕のアマビエさんは、僕の背中をぐいぐい押してくる。凝り固まった腰の筋肉が伸ばされ、僕は悲鳴をあげた。
「そこまでだ! いよいよ、本番だぞ!」
アマビコさんに連れられ、筋トレマシンの前にやってきた。椅子があり、その横に水平になった金属棒がある。棒の先には、重りがついていた。
「胸の筋肉を鍛えるマシンだよ。最初だから、ちょっと軽めでいこうか」
妹はそう言って、重りを調整する。やりたい重さのところに、棒を差し込めばいいので簡単だ。
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