第38話 アマビエさん、選ぶ
「下世話な話ですけど、持ってくると少しお会計が安くなりますよ」
「なんと」
「最大で数十円ですけどね」
それでも、手帳を持ってくると高くなる時代(本当にあった)よりは良くなった。あの時は勧めるの大変だったもんな、と遠い目になる。
「作る」
「アマビエさん、海の中では……」
「ちゃんと管理する」
そう言うなら大丈夫だろう。僕は、手帳を並べてみせた。
「表紙が違いますが、機能は一緒です。好きなのどうぞ」
「うーん……」
【薬局あるある】お薬手帳をたくさん置いているところだと、選べることがある。完全に好みで選んで大丈夫!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます