構想の死角(資料)
シリーズ化第1作「構想の死角」から始めることにしましょう。
本作の犯人は、ミステリー作家のケン・フランクリン。コンビで仕事をするジム・フェリスから解散をもちかけられたために、アリバイをつくって相棒を始末してしまいます。
演じたのは、ジャック・キャシディ(1927~1976)。コロンボファンにはお馴染みの名優です。
シリーズは長く続いたため、同じ人がいくつかの作品に役柄を変えて登場することもあるのですが、ジャック・キャシディもその一人。特筆すべきは、犯人役として三度も出演していること。コロンボシリーズでは、主役は犯人と言ってもよいので、シリーズで最も主役をやったとも言えるでしょう。
コロンボシリーズの印象が強いせいか、色男の悪人というイメージがある俳優さんです。
知的でスマートな作家にして、計算高い悪党のケンを日本で演じるなら誰か?
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