25日目 海底探検

あれから、料理対決がおわり、出川先輩たちと仲良くしていると聞いた。一件落着したが、次はBGFがある。

勝たなくては廃部になっていまう。


草ww破滅部部室にて


椿は、部室で一人で本を読んでいた。


そこに、要たちが入ってきた。


〈要〉おお、椿か、今日早いな


〈椿〉・・・・・・


〈要〉何読んでんの?


〈椿〉・・・・・・・・


〈要〉なんて小説?


〈椿〉ん、・・・・・・


〈要〉面白い?


〈椿〉お、・・・・・・


〈要〉どんなストーリー?ねえねえ


〈椿〉うん。・・・・・・・・


〈要〉おい!こら!てめえ!無視してんじゃねえぞ?あ?


と、ついに要はキレて椿の胸ぐらをつかんでにらんだ。


〈椿〉うぉ!あれ?要か?


〈要〉は?


〈一星〉あー、こいつな、小説とか漫画とか読むと、夢中になって、話できなくなる時あるから!ごめんな!


〈要〉なんや、そうなの?なら、早く言えよ


〈椿〉で?どうしたんだよ?


〈要〉そりゃ、こっちのセリフや!なに読んでんの?


〈椿〉あ、SFの海底探検ってやつ


〈要〉なにそれ?面白そう!


〈椿〉だろ!読むか?


〈要〉うん!借りるわ


〈椿〉ほら!


〈要〉でも、海底探検って、実際にやってみたいよな


〈椿〉あー、わかる。ダイビングとかな、泳げないけど


〈要〉なんや、泳げないのけ?椿?


〈椿〉昔は泳げたけど、池で溺れてから怖くなった


〈要〉あー、あるあるやな!


〈椿〉そんなことより、早く読めよ


〈要〉了解


要は、今日家に帰り、海底探検を読んだ。凄くロマンチックで面白かったそうだ。


ー 25 海底探検 ー おわり

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