幸福感

小、中、高、大と学生生活を送ると社会人になり

20代のどこかで結婚して、子供が出来て、

子育て、家族、そのうち老後。


人間の一生がこんなふうに、レールがあるように

教え込まれた時代があった。


おかしな話だ。もう、いまではとっくにおかしな話だ。


2020年の今のところ、

世界で最年少で大学を卒業したのは9歳で、


ハーバード大学で1番人気なのは哲学で、

中国のNo.1である清華大学は、もうとっくに東大を抜いている。


恋愛、仕事、そして人生。


これらのあり方や概念が時代や国や人によって

異なるのは、承知だけれど


そんな中で私たちはどんな風に進んでいけばいいのだろう?


正義とは何か?

差別とは何か?

常識とはアインシュタインの言うように18歳までに培った

偏見の累積でしかなく、全ては相対性であるのか。


たしかに、とも思うのだけど

この世は二律背反も存在している。


二律背反と、表裏一体がごちゃ混ぜになることがある。


私は答えが出ていない。


多様性を認める社会になろうとしてはいるが、

これに関しては、私は、もう多様性を認めざるを得なくなったから

認めているようにも見える。

そして、認められない人がいることも。



その理由は、偏見や無知から来ていることがほとんどなことも。



LGBTQIAや、人種差別、貧富。


どうするのだろうか。

こんなにも混ざり合わないで。



話が少し変わるが、最近大西洋と太平洋が混ざり合わない

と言う動画をYouTubeで見た。



・慣性による海流の向きの違い

・分子の大きさ

・塩分濃度


などが原因で、カリブ海はターコイズ色をしているが、

大西洋は群青色である。


この2つは混ざり合わない。

これを見た時、私はすごい景色だなと思った。


あとなんで、こんなにくっきり分かれるのだろう?とも。


必要なのは、相手への理解なのかも知れないし、

知ることかも知れない。

あとは評価をしないことなのかも知れない。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る