第22話
猫の歩く道に人間の常識は通用しない。
茶虎は将棋倒しが起きそうな階段へは向かわず、橋を渡って、段々畑に面した教室へと入った。随分と人が減った教室を横切り、茶虎は窓から段々畑へと降りた。私も後に続いて、その後に友原が続く。実行委員が混乱の収束に向けて躍起になっている今だからこそ出来ることである。
茂みを通り抜けるなんて人工的自然にも自分の身にも悪いことは茶虎もしなかった。敷かれた土が大地に返ってしまわないよう、段々畑は底の浅すぎるプールのように、
しかし、窓から見えないように身を屈めて進む内は、まだ良かったのだと、直ぐに思い知らされる。端まで歩いた茶虎は方向転換し、下の段々畑が有る方へと歩き出した。片側は触ると痛い植物、反対側は地上三階相当から見下ろす地面。死と痛みに挟まれた中々極限状態の平均台渡りであった。
死よりは痛みと選んで強いられる拷問に耐え、ようやく、端まで渡りきると、茶虎はそのまま下の階へと飛び降りていく。一階分、飛び降りるということは、自分の身長の倍はありそうな高さからの落下ということだ。それも、バランスを崩したら、地面に落ちて死ぬか、葉っぱに切り裂かれて死ぬ危険性のある縁にである。悩む私達のことなど気にせず、茶虎は目的の場所に猛進し続けた。考えている暇など無かった。
私は縁を掴むと、一つ下の段々畑上空へと、体を降ろす。自分史上希に見る宙ぶらりんとなった。下の見えない恐怖と戦い、自分の握力と戦い、覚悟が決まらぬ内に握力が負けて落下した。突然の着地で死へと傾く体を、人生でやり残したあれやこれやを思うことでバランスを取る。こんなところで死んでいる暇など無い。振り返ると、自分だけロープを使って降りてくる友原が見えた。私は憤慨しながら茶虎を追った。
茶虎は下の正面口が有る方へと歩き出した。片側は触ると痛い植物、反対側は地上二階相当から見下ろす地面。先ほどよりはいくらかマシだが、それでも死と痛みに挟まれた中々極限状態の平均台渡りであった。
死よりは痛みと選んで強いられる拷問に耐え、ようやく、端まで渡りきると、茶虎はそのまま地面へと飛び降りていく。一階分、飛び降りるということは、自分の身長の倍はありそうな高さからの落下ということだ。それも、バランスを崩したら、足首を捻るか、擦り傷を増やす危険性のあるアスファルトにである。悩む私達のことなど気にせず、茶虎は目的の場所に猛進し続けた。考えている暇など無かった。
私は友原を睨むと、ロープを取り出させた。自分史上希に見る宙ぶらりんであった。全てを他人に任せる恐怖と戦い、友原とどっちが先に降りるかで戦い、うまく乗せられ友原に負けてロープを押さえる。予定された友原の重みで物理的に傾く体を、人生でやり残したあれやこれやを思うことでバランスを取る。こんなところで死んでいる暇など無い。重さが消えて下を見ると、自分だけロープを置いて行ってしまう友原が見えた。私は憤慨しながら茶虎を追った。
一匹、暢気に歩みを進める茶虎は、正面口横にある森と校舎に挟まれた、よく見ないと見逃してしまいそうな小道へと進んでいく。数日前、私が警備員達と想像を絶する逃走劇を演じた、障害物だらけの道ではなく、その反対側にあるもう一つの登山道である。こちらはかつて使われてらしいもので、残念ながら舗装はされていていない。しかし、その分、無意味な障害物が並べられていることもない。でも、裏口前の小道へも続いてはいなかった。
旧道の愛称で親しまれるこの道は、一体何処に続いているのか、在校生、卒業生合わせても、大半の人間が分からない、謎多き道であった。毎年数人現れるという、通って見ればいいじゃんと、実践主義な考えを起こした生徒は、その殆どが謎の失踪を遂げ、帰ってきたとしても、成績が落ち、運動成績が落ち、宿題を水たまりに落とし、椅子から落ちるという、高所には特に気をつけなければいけない、悲劇に見舞われるという。噂では、山の神を奉る社への参道とか、学校に潜む人身売買組織の拠点があるとか、山に埋まった埋蔵金の発掘現場があるとか、多種多様な推測が良く分からない風に乗ってきた。そして、私もその大半に属す。
死んだかどうかは分からないが、この現世に帰って来れないという意味で、私はこの道を旧道などではなく、黄泉比良坂と呼んでひどく恐れた。親しんでいる者の気が知れない。帰って来れないと、猫田さんに会えなくなってしまうでは無いか。
進み始めて直ぐ、私は先に進む友原の腕を取った。
「なあ、この先を進むのか?」
よほど不安そうな顔をしていたのか、私の黄泉比良坂恐怖症を知る友原は、瞬時に私の不安を悟り、静かに、しかして高らかに笑った。
「なんだよ。文句あるのか。死んだら猫田さんに会えない」
私の不平を聞いてなお友原は笑い続けた。本格的に我が六畳を焼き払った方が、否、引き払った方か悩む。
「そうか。お前は知らないんだもんな。そうか、そうか」
過呼吸気味の友原は、一人で納得すると茶虎を追って道を進んだ。引き返しても無実の罪で捕まることが明らかである以上、私はこの道の真実を知っているらしい友原について行くことにした。元はといえば、全てこいつのせいである。責任くらい取らせよう。
道は校舎から逸れ、森の中へと入っていった。友原と遭難しかけたただの山肌よりはいくらか歩きやすいが、変わらず自然の真っ直中である。そんなだからか、先へ進んでいると、何者かの羽音が聞こえてきた。夏に良く聞く小さな吸血鬼が忍び寄る不穏な音を、数段、凶悪にしたかのような不吉な羽音であった。友原にも聞こえているようで、周りを見回している。
「やっぱり、お前にも聞こえるか?」
私が尋ねると、友原はこちらへ振り返った。すると、彼は血相変えて茶虎を拾い、足場の悪い山道を全力で走り始めた。
あまりのことに私も彼らを追いかけながらおそるおそる振り返ると、そこには歪に形を変えながら、大体、球体を維持する物体が宙に浮いていた。恐るべき速度で迫り来る球体は、不吉な音を立てて、走る我々との距離を詰める。次第に追いつかれると、それが蜂の集合体だと分かった。
「おい、Tシャツを捨てろ!」
友原が叫んだ。
そういえば、蜂は濃い色に向かって来るらしい。また、蜂はその殆どが雌、つまりは女性であるという。どちらも生物部で得た知識である。こんな真っ黒いTシャツなんぞ着た私のような男性がいたら、蜂からの視線を一身に受けてしまうのも頷ける。私も実に罪な男だ。
一瞬でも前が見えなくなるのは、この山道に置いて、命取りである。私は思い出も何も無い、ただ押しつけられただけの青春Tシャツを、段々畑で栽培される樹木によって破けた肩口から、前面と背面になるよう、側面を破いた。あくまで、視界を案じてのことで、腹いせなどではない。もう片側の袖から腕を抜いて、完全にTシャツを脱いだ私は、背後の蜂玉へそれを投げた。Tシャツが飲み込まれていく。さらば、蜂とは言え、女性に追い回された一瞬。追い回されるなら、猫田さんに追い回されたい。
結果として大きく先へ進んだお陰か、蜂玉事件から直ぐに、なんだかやたらと細長いプレハブ小屋が見えてきた。山道はそこへと続いているようだ。
「あれは何だ? お前、知ってるんだろ?」
私が先を歩く友原に聞くと、彼は素っ気なく答えた。
「旧校舎だよ」
「あれが?」
旧校舎だという小屋は、手入れが行き届いてそんなに古いようには見えなかった。私が疑わしそうにしたためか、聞いてもいないのに友原が解説してくれた。
「あれが。今でこそ山一つ分とかあるけど、この学校は元々プレハブ小屋で授業してたんだ。でも、流石に狭いからってちゃんとした今の校舎を立てて、あのプレハブ小屋は、別の目的で使われてる」
「別の?」
この疑問には答えず、友原は薄ら笑いを浮かべた。プレハブ小屋の扉を開いた彼が、仰々しく中に入るよう促す。
プレハブ小屋の中は外観に違わぬ綺麗さであった。天井から蛍光灯の異様に白い光が降り注ぎ、白亜の壁が殆どそのまま反射する。白さの押し売りである。こんなところに長時間いては、目が串刺しになるだろう。少しは労れ。入ったことは無いが、私の思い浮かべる研究所とは、こういう雰囲気ではないか。片側の壁一面に置かれた棚には、所狭しと水槽が並び、研究所らしさに拍車をかけている。水槽の反対側には数脚の椅子と机があって、積まれるだけでは飽きたらず、壁にまで貼られた資料が、更に研究所のようだ。入口とは反対の端、丁度、真正面には、なにやら蠢く影がある。これだけは研究所らしくないと断言しよう。
黒白灰茶の四色の毛むくじゃらを継ぎ接ぎしたようで、常に仄かに動いている。その度、色が消えたり現れたり、別の模様を生み出し続けている。他の椅子と同じくらいの高さがあるから、まるで妖怪が椅子を食しているようだ。一つだけ、しかし、その一つだけで雰囲気をぶち壊していた。
理解を追いつかせる為、背後の友原へ目を向けると、彼が抱える茶虎が私の足下を抜けていく。勢いそのまま、妖怪毛むくじゃらへ飛び込み、茶虎も一部となってしまった。
「先生」
友原が毛むくじゃらにそう呼びかけると、表面の一部が盛り上がり、毛のない人間のような腕が現れた。まさか、あの妖怪は人まで取り込むというのか。茶虎に続いて私まで食べようと言うのか。私は応戦すべく身構える。しかし、妖怪は自分の腕を、人間で言う頭頂部に当て、模様を構成する一部分ををはずした。
「おや、二人とも。どうしました?」
現れたのは、名状しがたい何かでも、またもや毛むくじゃらでもなく、男性の顔面であった。一瞬、「やはり、人までも」と思ったが、ちゃんと会話はしている。彼が手に持つ毛からは、細い足と尻尾が垂れ、それがようやく猫であることに気が付いた。どうやら、猫に包まれている人間のようだ。
良く見ると、その顔には見覚えがあった。友原は先生と呼ぶが、当然、元教頭ではない。
「先生?」
私が目を細めて確認する。
「うん。久しぶりですね」
暢気な笑顔で返事をする彼は、かつて私に間違った義務教育を施した、小学校時代の担任であった。
「先生が何でここに?」
「ここが、『長屋』だからさ」
疑問に答えたのは、私の背中を押しながら先生に近づく友原であった。
「これが別の目的。旧校舎は鰻を中心に細長いものなら何だって研究する『長屋の住人』の研究所の一つなんだ」
「何でこんな僻地の学校に?」
「この学校が創設者が、『長屋の住人』の創設者でもあるから」
「おい、嘘だろ」
私は驚愕した。私の人生の意外と最初の方に存在していたばかりか、まさか、本陣にまで入っていたなんて、とてもじゃないが信じられない。我が人生の一体、どれだけ近くにあったのか。全てが友原の悪戯なのではないかとすら思えてくる。
「本当ですよ」
先生が体にまとわりつく猫を散らしながら立ち上がる。足下の猫達に細心の注意を払いながら、一番奥の机から一冊のアルバムを引っ張り出してきた。
先生が我々にアルバムを渡すと殆ど同時に、私のものでも、友原のものでもない携帯電話の呼び出し音が鳴った。結局、解説を友原に託し、先生はばつが悪そうにプレハブ小屋から出ていってしまった。
椅子に空いているいすに座って、表紙を開くと、学校の創設者が写っている。飽きるほど見た斜め前からの顔写真ではなく、黒く細長いものが入った水槽の後ろに立って、嬉しそうに笑う全身像であった。
「鰻だろ」
友原が写真の水槽を指さした。
「タイヤじゃないか? パンク修理かも」
「現実を見ろ」
そう言って、友原はズボンの増設ポケットから虫眼鏡を取り出す。拡大された水槽の中身には、顎の出た顔があって、鰭があって、確かに鰻のようだった。認めざるを得ない。
友原が言うには、この創設者、本当に武芸から道徳を勝手に学んだらしい。信じ難いことである。そのうち、自分も同じ経験を子供にさせたいと、彼は無償の道場を開くことにした。実に立派な考えである。しかし、そんな道場を建てるだけの金も、土地を買うだけの金も持っていない。そこで彼は、プレハブ小屋を建てて道場とした。正確には、着替え場としてプレハブを建てて、余ったお金で買った山の一部を道場としたのである。
山と聞くと、法外な値段を想像するかも知れないが、意外とそんなことはない。丸々一山買うというなら、確かにかなりの金額になる。ただ、敷地の部分部分、それも、町の中心地から遠い山ともなれば、高級なバッグや豪奢なアクセサリーよりも、比較的お手頃価格で買えたりするのだ。
やがて門下生は増え、更なる敷地が必要になった。でも、無償でやっているから、これ以上、土地を買うだけの金は無い。敷地内に詰め込まれた生徒に、武道を教えながら頭を悩ませていると、敷地内の川が目に付いた。彼は魚を釣って、食費を浮かせることを考えた。
そこで鰻の登場である。彼の恐らくは澄んでいるであろう心の善行に賛同したのか、幸運の女神は微笑み給うた。川では天然の鰻が阿呆みたいに釣れたのである。彼は財源をより確実なものにすべく、鰻の完全養殖化を
それがいつの間にか鰻の研究だけでなく、細長いものなら何でもという趣旨に変わって、幾星霜。今では研究内容が、多岐に渡りすぎていることと、鰻を食べたいだけのお偉い方も入り交じる、なんだか良く分からない組織になっているという。ちなみに、元教頭は鰻、先生は尻尾、友原は棒状のスナック菓子を研究しているらしい。
小学校当時から元教頭や先生から目を付けてられていた、もとい、目を見張られていた友原は、その将来性から先生に誘われ、良く分からないまま『長屋の住人』となった。詳しい内情を知ったのは、怪しい背景の元、この学校の裏の方から入ってからとのことであった。
「本当に生徒の一握りしか知らないことだ。同居人一丸となって、この場所に関する噂を流したりもした」
友原が楽しかった記憶を懐かしむように遠くを見る。
「じゃあ、行方不明ってのは!」
「そんな奴いるか。運良く見つけた何も知らない生徒には、同居人になって貰うか、少し目を回してから帰って貰ったよ」
「あの制裁は昔からなのか」
「昔は回らない的に張り付けて、矢を射って脅したらしい。弓道場だし」
「今ほど生まれた時代に感謝したことはないな」
私は当時の制裁を想像した。そこでは自分自身が張り付けられ、友原が悲しそうに弓を引いている。私は身震いをし、こうなる可能性について友原に尋ねた。
「ここを知った俺はどうなるんだ?」
「もう同居人というか、居候みたいなもんだから、いいんじゃない?」
「信用するからな」
ひとしきり事情を聞き終えると、見計らったかのように先生が戻ってきた。
「ごめんなさい。お待たせしました。実行委員長からでした。君らがいないからと、心配しているようでした」
何を言っているのか分からず、友原を見ると、彼もなにやら不思議そうな顔をしている。彼の視線の先の先生も不思議な顔をしている。皆、不思議な顔をしている。不思議な空間の出来上がりであった。
しばらくして沈黙を破ったのは先生であった。
「え、聞いてませんか?」
「何を?」
友原が聞いた。顔がひきつっている。
「間違って君たちを捕まえないようにするって、色々聞きに来ましたよ。その件は当日、自分で伝えるとも」
「聞いてません。それになんで実行委員長なんかが?」
「友原君が私の情報網を頼ったので、私は君の弟弟子に頼ったんですよ」
「弟弟子? 俺に?」
友原が目を見開き驚く。
「言いませんでした? 彼、自分の研究するふんどしを君に渡してたような」
「ああ……あれは、何かと思えば、弟弟子だったんですね……」
思い出したように友原が呟く。なにやら、遠くを見つめている。何かあったのだろう。ただ、そのお陰で、私は病床で下半身を冷やさずに済んだのだ。よくやった、後輩。私を留置所に入れた罪と帳消しにしてやろう。
そこで
「ということは、俺が関わっていることも知ってるんですよね?」
念の為、私が聞く。
「ええ。名前とかあだ名とか色々聞いてきたので、私の死る限り包み隠さず」
納得がいった。留置所での友原が首を傾げたのは、とぼけているのではなく、本当にそんなことはしていなかったのだ。疑われるようなことをするから悪い。
「もしかして、ここまで逃げてきました?」
どうやら先生は、後輩に対する、自分の認識と我々の認識の相違に気が付いたらしい。察しの良い方である。出来ることなら、後輩が名前を聞いたあたりで察して欲しかった。名前を聞いてどうするというのだ。我々は沈黙を肯定とした。
「先生は実行委員長から何か聞いてないんですか?」
友原が脱力したまま聞くが、先生は首を横に振る。
しかし、都合良く私はその答えを持っていた。
「留置所に入れられる時、自分が学園祭を壊すとか何とか言ってたぞ」
「なんで?」
「知るか」
「先生、彼は本作戦の何処までを知っているんですか?」
「大方、知っていると思いますよ」
私と先生からの情報を得ると、友原は椅子に座り直して、なにやら難しい顔で、考え込むような仕草を取った。まるで
そして、直ぐに沈黙を破ったのは、またもや先生であった。
「あの、ごめんなさい。二人を知らないか、実行委員長に聞かれたので、ここにいるって伝えてしまいまして……」
どうやら先生の察しには、後輩からの電話という、もう一つの要因があったらしい。私と友原は口を大きく開けて呆れる。知らなかったこととはいえ致命的である。先生は申し訳なさそうにしていた。
そこから、ほんの少し考え込んだ友原は、「仕方ない」とため息混じりに呟いて、こちらを向いた。なんだか、前にも聞いた気がする。
「なんだよ」
私が身構えると、友原は膝の上でリュックを開ける。不意打ちかと、更に身構える。しかし、そこからみゃあと飛び出てきたのは、私が捕まえた、いつかの黒猫であった。相変わらずとても可愛い。
「ここから別行動だ」
私に黒猫を渡す友原に、私の中で半ば眠っていた参謀が危険信号を出した。この寒気は、学校に進入したあの日、逃走劇を始める前に感じたものと同じであった。
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