第14話 呪文作成
俺用に呪文を作る事にする。
イメージはこうだ。
void main(void)
{
int i; /*カウンター*/
char orbit[200]; /*軌道データ*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
for(i=0;i<100;i++){ /*百回繰り返し*/
mp=water_ball_make(100); /*水玉生成*/
magic_straight(mp,orbit,sizeof(orbit)); /*軌道は真っ直ぐ*/
magic_move(mp,orbit,sizeof(orbit)); /*動かす*/
}
}
こんなイメージではどうだろうか。
射程2メートルで100発のウォーターボールを20倍の威力で放つ。
素材を丸焼けにしないためにウォーターボールにしてある。
魔力コストは10012だ。
前に魔力コスト10000の誘導弾を撃っても平気だったから、これぐらい軽いだろう。
接近しての滅多打ちを意識してみた。
魔法というのは一つ実行していると複数は実行できない。
だから、100発のウォーターボールを撃つのは現実的でない。
だが、射程を短くすれば一発の時間は短くなる。
それで射程を2メートルにした。
それでも100撃つ時間は相当な物だ。
幸いな事に強制終了は出来るので問題はない。
そしてもう一つ。
void main(int argc,char *argv[])
{
int i; /*カウンター*/
char orbit[200]; /*軌道データ*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
for(i=0;i<100;i++){ /*百回繰り返す*/
mp=water_ball_make(100); /*水玉生成*/
magic_direct(mp,orbit,sizeof(orbit),argv[1]); /*軌道は目標に*/
magic_move(mp,orbit,sizeof(orbit)); /*動かす*/
}
}
これと前のとの違いは前のが流○拳だとすると今度のは彗○拳だ。
要するに分散か一点集中の違いだ。
ドラゴンはパンチが苦手なのでそれの代わりにしたい。
それぞれ『モイカイラス』、『ソラモイカ』と名前をつけておいた。
弱い攻撃もいると考えて一つ作る。
void main(int argc,char *argv[])
{
int i; /*カウンター*/
char orbit[10]; /*軌道データ*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
mp=water_ball_make(10); /*水玉生成。*/
for(i=0;i<1000;i++){ /*百回繰り返す*/
magic_direct(mp,orbit,sizeof(orbit),argv[1]); /*軌道は目標に*/
magic_move(mp,orbit,sizeof(orbit)); /*動かす*/
}
}
ちょっと強めのウォーターボールで誘導弾だ。
『マチコ』と名前を付ける。
なぜに町子。
でも思いついたのがこれだからしょうがない。
ミニア用にも二つ作る。
void main(void)
{
int i; /*カウンター*/
char orbit[400]; /*軌道データ*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
for(i=0;i<20;i++){ /*二十回繰り返す*/
mp=fire_ball_make(5); /*火の玉生成*/
magic_straight(mp,orbit,sizeof(orbit)); /*軌道は真っ直ぐ*/
magic_move(mp,orbit,sizeof(orbit)); /*動かす*/
}
}
void main(int argc,char *argv[])
{
int i; /*カウンター*/
char orbit[400]; /*軌道データ*/
MAGIC *mp; /*魔法定義*/
for(i=0;i<20;i++){ /*二十回繰り返す*/
mp=fire_ball_make(5); /*火の玉生成*/
magic_direct(mp,orbit,sizeof(orbit),argv[1]); /*軌道は目標に*/
magic_move(mp,orbit,sizeof(orbit)); /*動かす*/
}
}
こんな感じで作った。
危険を考えて射程は4メートルの二十連発。
魔力コスト114だ。
ミニアに呪文を伝え、コンパイルさせる。
ファイヤーボール20連発だと伝えると大変喜んだ。
機会があればまた魔法は作りたい。
とにかくミニアが冒険に行く準備は整った。
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