タイトル詐欺のような

 本でもネットの記事でも、タイトルで期待を煽っておいて、肝腎の中身はそれに触れていないということがよくある。Youtube動画なんかは、大げさなタイトルもつけるが、きちんと触れるのでその分マシかもしれない。


 より多くの人の目に触れる必要があるのは理解できる。そのためにキャッチ―なタイトルにするのも手段の一つだろう。だがそれは、中身があってのことではないだろうか。新種の生物発見というようなタイトルがあったとする。新種の生物を見つけました、と思ったら既に発見されていたみたいです、このような動画なら、まあアリだろう。同じタイトルで、「生命の起源とは、宇宙とは、というわけで新種の生物はいつどこにいてもおかしくないのである」、こんな本があったら、流石にタイトル詐欺と言わざるを得ない。どちらも新種の生物は見つけていないのだが。

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