　常日頃、何を考えているかと言えば、娯楽の事、仕事の事、お金の事、突き詰めれば人生の事である。いかに楽しく、いかに楽に生きるか、そればかりだ。楽と楽しいとは全く違うが、なぜ同じ字を書くのだろう。一日中布団の中にいれば、それは楽だが楽しくはない。

　娯楽には金が掛かる。仕事はもちろんしたくない。でも生きるのには金が必要。人生を考えるとは金を考えるのと同義だ。生活費、交際費、学費、給料、住宅ローン、年金等々、私たちは金を考えなければならない。学校教育にお金という科目を加えるべきである。税金の事、保険の事、金融の事、詐欺の事。これらを学ばずにさあ、学校を出たら働けとはあんまりだ。まあ、それは思うだけで、別にどこかに提言するわけではない。学校に通うような年齢でもなければ、子供もいない。全て頭の中で完結している。あくまで個人的な話だ。私がそう思う、それだけである。