遊び方改革(下書き)

 働き方について考える人は多いが、遊び方となると極端に少ない。上の世代になると、休日はずっと寝て、平日はずっと働くのが当たり前で、遊ぶなんてとんでもないと思っているものも少なくない。まあ、そこまで極端でないにしろ、何々をやっています、それは仕事にどう役に立つの? というやりとりは珍しくない。絵を描いている、ブログをやっている、などと言おうものなら、会社の何々を作ってよ、もちろんタダで、などと言われるだろう。(そこまで会社に尽くす必要があるだろうか。終身雇用、年功序列が未だに機能しているというなら、話は別だが)


 我々をホモ・サピエンス、考える人と名付けたのはリンネであるが、ホイジンガはホモ・ルーデンス、つまり必要から離れて遊ぶ人と定義付けている。人間の本質は遊ぶことにあるという。遊んでいいのである。役に立つ必要はない。

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