職業訓練校にて

ナツメロダン

第1話

 最近は良くとある職業訓練校の1日講座に顔を出しています。


 普段は平日働いていますが土曜日に時間があれば、

 職業訓練校の1日講座を受講しています。


 講座には有料無料もあるのですが、今日はyoutube 関連の講座をこれから2時間程受講します。


 働いているに何故?受講するんですか?


 そんな問いかけが聞こえそうです。

 そうですね、それは何故かとなるわけです。


 皆さんは『岐路』に立ったことはありますか。


 おそらく全員とは言いませんが楽天的主義な方でも

 大なり小なり感じないレベルかも知れませんがあると思います。


『岐路』


 僕の場合は、介護で環境を変えようかと考えたのが『岐路』でした。


 しかしながら結果として転職までは行かず

 別部署での仕事で今を生きています。


 それならまだいいんじゃない?

 と言われそうですが、それでも仕事では蟠りや下を向きたくなる事もあります。


 贅沢だよ、それで不満は!

 ですよね。


 何でその話はやめてエッセイで書きたいことは

「どうして職業訓練校に?来ているの?」を書きます。


 実は理由は凄くシンプルなんですが、

 僕は『岐路』に立った時、自分に「何ができるか?」を考えたのです。


 国家資格はあり、

 長いこと仕事を頑張りましたが

 思っているほど自分が何かできるような人物では無いと気付いたのです。


 それを表現すると

 大きな本屋に通い続けていれば何か教養がついているような気がして

 自分て以外といけるんじゃない?という気持ちが

 本屋出た瞬間、

 実はそれって幻想だったんだ

 という感じかな。


 人生は『本屋の書棚』を巡っていいるだけかも知れない。

 自分が体験して得たものさえ、一度も手に取らず過ぎて行くだけなのかな。

 いま振り返ればそう思います。



『分かることしかできない』

 ですし

『知らないことはできない』

 それを痛烈に感じました。


 だから今僕はそんな不足を埋めていこうと

 職業訓練校に来ているのです。


 ここでは

 みんなが人生の課題を背負い生きているのを感じます。


 人生の教訓教えてくれる名著と同じくらいの

 感動と体験があります。


 何か創作する力、

 人生であれ

 芸術であれ

 文学であれ

 それらは

『分からないこと』『知らないこと』抜きに

 できないのではないかと思いつつ、

 今から授業を受けます。



 ちなみに、その後の人生にどれだけ効果があるかは

 やはり個人差がありますので、あしからず。


 まぁやはりその人次第ということですよね。


 @ナツメロダン

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職業訓練校にて ナツメロダン @natsumerodan

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