第一回性癖小説選手権講評置き場

探偵は女子のヒップに顔をうずめる／那古野 賢之助

作品名：探偵は女子のヒップに顔をうずめる

作者名：那古野 賢之助

性癖：おしり好き

作品ＵＲＬ：https://kakuyomu.jp/works/1177354054894852048

　女子三人と一緒のハーレム状態で発生したガス漏れについて調査する話。

　タイトルとサブタイトルからして（やったぜ！！こういうのを待ってた！！！）と思って期待して読み始めたのですが、顔をうずめたの一瞬だけじゃん！！！！！ちくしょう騙された！！！！！！！！となりました。

　お尻の描写がとても良くて、これはおしりだけではなくて鳩尾から膝上辺りまでの女性のお尻周り全般がラブなのだろうと感じれます。いいよね、お尻周り。自分は筋肉もありつつ脂肪もあるむちっとしたのが好きです。食べたいぐらい好き。

　総評として性癖小説としてとても良いです。こういうストレートに『おしり！！！』って作品は凄く良いです。難しい事は関係ない。自分はそれが好きなんだと強く訴える作品は性癖力が高いです。

　ただ、お尻周り全般がラブなんでしょうが、もしかして『体臭』若しくは『体臭をかがれて恥ずかしがる女の子』が好きな性癖もお持ちではないでしょうか？

　「おしり好き」という事でそれらの性癖も内封しているのかもしれませんが、性癖小説としては最初から読者にこの部分を見て欲しいとアピールする事でもっと良い性癖小説になると思います。

　でもまあ、現段階でも十分に性癖力は高いので、このままで初心者向けとしてはちょうど良いかもしれません。おしり好きの一人としてとても楽しめました。