接触

 海岸線から付き出したコンクリートの船着場に、一艘の船が止めてある。言うまでもなくフラインの乗ってきた小型艇だ。だが、それは外見に大幅な変化が見られた。自然航行に不必要な電子部品、及び高速性に耐える為の外装などがことごとく削り落とされ、スリムになったフォルム。平坦なキャビンの真上に聳え立つマストに、純白の帆がはためいている。一切の電子機器が使用不可能な状態でも目的地に着くための最低限の原始的装備を残した船は、自動操縦が切れてしまったために、多少ブロックに乗り上げる格好だった。だが、乗ってきたはずの人間の姿は見えない。砂浜に目を移すと、そこには絶えて久しかったもの……、"足跡"が点々と続いていた。

 それは砂浜から草地へと消えて行く。その向こうには、今はもう使われることの無い道路が、砂埃にまみれて帰らぬ主を待っている。道路の続く先には、霞がかった住居跡がかろうじて臨めた。白んだ道路の上を、一筋の轍がその住居跡に向けて真っ直ぐに伸びていた。

 無人の道路を、フラインは何の気兼ねも無く軽快に自転車を飛ばしていた。自転車を乗るにはこの"着物"という服は少々やりづらい。何故この服が必要なのか、とノーマッド博士に聞いたことがあった。その時博士は、"郷に入りてはと言うんだよ"と悪戯っぽく微笑むだけだった。しかし、自転車で風を感じるにはかなり寒い季節、もう少し防寒を考えた服にして欲しかった。そうは思いながらも、この自転車での旅という物には不満はない。不満どころか、楽しくすらあった。この国に訪れるのは初めてだったが、風景は割とすぐに気に入った。彼の故郷とは、山の趣がまるで違っていて眺めているだけで楽しい。

 フラインは最初、この島国に着いて、何からしようかと考えた。何しろ時間は余りあるのだ。しかし、とも考える。あの絶対死の原因が何なのか、純粋にそれを知りたいとも思う。鞄の中には、デッドラインの測量から割り出した事態の中心と予測される位置が書き記されている日本地図がある。とりあえず、それを確認しようか。デッドラインを越えて尚蘇生した自分なのだから、それほどの危険はないだろうと、楽観した。彼はそう決めると、途端にわくわくした。未だかつて人類が誰も目にしたことの無い何かを、自分一人が独占できるという優越感が、彼の心中を満たしていく。早速小型艇から折畳式自転車を引っ張り出してきて、中心点へ向かって、走り出した。

 概算では、海岸線から自転車で中心点へは、理想値で10日間だった。しかし、フラインは珍しい街並や美しい景観に目が移ろいがちだったのでこの計算は大幅に遅れた。特に、人が滅んでからたった4年しか経っていないはずなのに、街は大自然に怒涛の勢いで侵食されているのは圧巻だった。フラインは野性動物の楽園とかしている街を、熱心に見物していた。

 中心点へと辿りついたのは、海岸線から出発しておよそ1ヶ月も過ぎた頃だった。

「あれは……」

 フラインは、時折吹きすさぶ風が冷たい山肌から見下ろした先にあるものを見詰めるが、それが本当にそこにあるのか、自分の見ている幻なのではないかと疑わずにいられなかった。そこには家があり、その家の煙突から煙が立ち上っているのだ。偶然何かが燃えている可能性もあったが、どうもそういう感じではない。何しろ洗いたての洗濯物が干してあるのだから。これが何を意味するのか、当然簡単に予測はつく。つくが、予想は出来なかった。

「まさか……」

 茫然自失となりながら、無意識にその家へと近寄っていく。

 少年が家の前で愕然とするより少し前。家の中から、一人の少女が洗濯物を詰め込んだ籠を手に出て来た。降り注ぐ陽光に片手を額にかざし、眩しさに目を細め口元を緩めた。

「今日も良い天気だ」

 それはあの死神少女、越智姫だった。越智姫は手にした洗濯籠から洗濯物を取り出し、竹ざおにかけながら、眩しいくらいの日の光りに満足したように微笑んだ。邪魔にならないように結い上げた髪から流れる幾筋かの毛が、流麗な動きでまとわりつく。彼女は歳月を経てしなやかに美しく成長していた。陶器のように白かった肌には、若干血色の良さが上塗りされていて、今の彼女には良くあっていた。細身の手足は相変わらずのままに伸びているが、決してそれは華奢な印象を与えるものではない。より女性らしく程々に肉付きが良くなり、彼女の美しさを一層彩っていた。

「越智姫様。明日は夕方より雨が降りそうな気配がございます。ご用心くだされませ」

「うむうむ、心得た」

 姿なき亡者の進言に、越智姫は素直に頷いた。竹ざおで作られた物干し竿の後ろには、簡素な家が建っている。あばら家という表現が良く似あう、がたのいった粗い造りの家だ。越智姫は、洗濯物を全て干し終えると、籠を手に取りそのあばら家の中へと入っていく。板敷きの上には、黒ずんだ文机と多少ただれた黒電話が置かれている。しかし越智姫はそれに目もくれず、備え付けのかまどから上がっている黒煙に目を丸くして、籠を放り出して慌てて駆け寄った。

「うぬぬぬ……」

 元が解らぬほど焦げ付いてしまった鍋を前にして、眉をへの字にする。

「こればっかりは上手くいかぬなあ」

 自分で煮炊きをするようになってから、そう短い事ではなかった。だが、越智姫は料理だけは一向に上手くなる気配が無い。掃除や洗濯は大体できるのだが、鍋は焦げ付かせるのが常だ。鍋自身も刻み込まれた炭によってごつごつと分厚くなってしまっている。

「まあまあ、夜は我々もお手伝い致します故」

「そうですぜ。気長にやりましょうや」

「短気は損気ですよ」

「うぬぬぬ……」

 亡者どもが口々に慰めたが、越智姫は納得のいかない顔をしてにっくき鍋を睨み続けていた。


「そもそも、お主達が私に真面目に教えていないのではないか?」

 越智姫の言葉に、亡者達は言葉を失った。

「越智姫様。それはあんまりにご無体なお言葉」

「己達はちゃんと教えてますぜ」

「越智姫様、そのように他人のせいになさるのは……」

「あーもう! うるさいうるさい! もうお小言は聞きとうない!」

 越智姫は両手で耳を塞いでわめきはじめた。こうなるともう手がつけられないので、亡者達は越智姫の気が静まるのを待つしかない。

「ふう……ふむ、しかし腹が減ったのう」

「でしたら、まだ干し肉がございましたでしょう」

 すかさず影が答えたが、干し肉、と聞いて越智姫は腕組をし思いっきりしかめっつらをした。

「私はお腹が空いておらぬ。だから食べぬ」

 ぷいっと顔を横に向ける。この態度に、まだ姿の見えぬ影達は嘆息をしたように声を落とした。

「またそのような我がままを……、あの鹿は越智姫様のために命を落としたのですよ」

「己が追いまわしてやっと仕留めたんですぜ。食ってもらわにゃあ、己も浮かばれませんよ」

「お前はいつもふわふわ浮いておるではないか。私は食わぬ」

 この頑固さは何時ものことで、結局亡者達が折れるしかないのだ。

「やれやれ、でしたら、夜まで我慢なさいませ」

「後で腹減ったなんていったって知らねえぞ」

「言わぬ。言わぬから、もう良いだろう」

 越智姫は、話しはこれで終いとばかりに、焦げ付いた鍋を取ってささっと裏手にある水がめへと逃げた。壁や床に関係無く自在に移動できる影達にとって、そのような行動は何の意味もないのだが、しかしもうそれ以上追求することも無かった。

「しかし越智姫様は自分勝手になってしまったな」

 影の一つがぽつりと漏らすと、別の影が答える。

「それも致し方あるまい。もう、この国には……」

「それに、あれはあれでいいんじゃないかと己は思うがな」

「そうだな、昔は何も望まなかったあの方が、今はあれほど自分を出しておられるのだから」

 影達は、それきり黙り込む。確かにいい傾向でもある。しかし、この世界にも本質的には希望はないのだと、影達は皆誰もが承知していた。そしてそれは――越智姫自身も、感づいている事ではないかと、影達は漠然と思う。

 その時、ギャアギャアと騒がしい声を響かせてカラスが飛んで来た。瞬間、目に見えない影達に緊張が走った。

「なん?! そんな、馬鹿な!!」

「おいおい、こりゃ洒落んなってねえな」

「早急に確認してこねばなるまい!」

「よし、己が行こう」

 騒然とした雰囲気を感じたのか、越智姫が、奥の方から室内へ顔を覗かせた。

「どうした?何を騒いでいる」

「あ、越智姫様。いえ、それが……」

「なんだ。申してみよ」

 亡者は暫く逡巡した。それを言うべきかどうかを、迷ったのである。5年前、国中を人を捜し求めてさ迷い歩いていた越智姫の姿が、今、亡者の心中に去来する。だが、と思い直す。それはひょっとしたらこの哀しい少女に希望を与えてやる事が出来るかもしれないのだ。

「落ち着いて、お聞き下され」

「うむ」

 そのいつもの小言とは違う口調に、自然と越智姫は板敷きの上に姿勢を正して座した。

「実は、この国に、生きた人間が入り込んだと、カラスが申しております。今、その事実の確認に行かせておりますが……」

 今は現界できない為に、視線という概念はないのだが、それでも、亡者は越智姫の顔をちらりと窺う。越智姫は、その言葉に何度か小さく頷き、そして静かに目を閉じた。

「そのような事が、あるのかのう」

 独り言のように問い掛ける。亡者は、その言葉に何と答えたものかと思い悩んだが、ありのままに返す。

「そういう事も、絶対にない、とは言いきれませんな。……いつかお話しした事がありましたでしょうが、あの祟り神を鎮めた青年ですが。その者は死ぬに死ねない不死の体であった、と伝えられております」

「不死……」

「それは、いかような"死"をも受けつけない。そうですな、あえて言うならば生き神とでも呼びましょうか。そのような存在があるという事も、確かです」

「しかし……、なれば、その昔話の青年は一体どうなったというのだ?」

「その青年は、祟り神に最後の頼みとして自ら望んで不死を捨てました。そして人として生涯を終えたと言われております」

「人として……」

 それは望みなのだろうか。こんな自分でも、人として生きる事が可能になるのではないかという望み。そこで、越智姫はふと思い出したことがあった。

「確か一月ほど前だったか。妙な違和感を感じたのは」

「そういえば、そのような事を仰っていましたね。何かに引きずられているような感覚があったとか」

 頷き、あの時の感覚を思い返す。一月程前に、越智姫は家で不可思議な感触に襲われたのだ。まるで丈の合わない服を無理矢理着せられているような違和感に戸惑っていると、次の瞬間には何事もなかったかのように綺麗さっぱりと消え失せた。それは勿論、フラインがデッドラインを越えた時に他ならないのだが、越智姫には知る由も無い。

「越智姫様。もし、本当に生きた人間がいるのだとしたら―――」

 亡者の言葉の途中で、裏手の入り口がガタリと音を立てる。越智姫が振り返ると、そこには……彼女が今までに見た事も無いものが立っていた。

 フラインだった。

「あ、う、あ……」

 フラインは、煙の上がっている家を見つけたので、おそるおそる近づいてきたのだった。そして、話し声が聞こえるに至って慌ててしまい、下がろうとして戸口を蹴り飛ばしてしまった。驚いた顔でこちらを振り返った少女は、やはりフラインが今までに見た事もない顔だった。

 二人は、お互いに見詰めあったまま金縛りにかかったように動けずにいた。

「に、に、人間……!? ほ、本当に!?」

 越智姫は驚き、身をよじった。目の前にいるのは、確かに生きた人間に見える。だが、それはあまりにも自分と容姿が違う者だった。髪が月のような金色で、目が空のように青い。

「お、お、お主……に、人間……なのか……!?」

 その自分とはまるで違う姿かたちをした存在に、越智姫は恐怖に顔を引きつらせる。自身を守るようにじりじりと後退するが、それは無意識での行動だった。

「ひ、人が……人が……人がいる、なんて……」

 それが口を聞いたので、越智姫は更に驚き、目を丸くする。

「こ、言葉が……解るのか!? 話せるのか!?」

 異形の人間に、越智姫は畳み掛けるように問いただす。そこへ、亡者が一言添えた。

「越智姫様、あの者はガイジン……、異国人でございます。海の向こうの国に住まう住人です。言葉を解しているのが不可解ではありますが……。元来、我等とは全く違う言葉の文化のはずですので」

「え!? ま、まだ誰かいるの!?」

 今度は、フラインが姿無き声に驚いた。おろおろと慌てふためいて、戸口の柱に足を引っ掛ける。

「あっ……!」

「えっ……!?」

 短い言葉を発する間に、フラインはどしゃりと地面に転んだ。

「うっ……!?」

 フラインは咄嗟に手を着いてしまい、手首に変な力がかかりグキリと音がする。肉の内に向かうような痛みが走り、体が投げ出された。捻挫したのだと悟る頃には、遅れてやってきた膝のじんじんとする痛みも自覚する。どうやら膝も擦りむいたようだ。

「う、うううう、うううぅぅぅ…………」

 途端に自分がとてつもなく惨めな気分に陥り、誰はばかる事なく泣き出してしまった。目の前の女の子のことも、今は考える事が出来ない。

「うぐっ……ぐすっ……ひく……」

 涙とそれに張りついた砂とで顔はもうどろどろだ。フラインは、体を震わせて感情の赴くがままに泣いていた。

「……越智姫様」

「……! あっ、ああ」

 突然こけて泣き出してしまった異人の少年とやらを唖然として眺めていた越智姫が、亡者の言葉に我に返る。

「どうした、とりあえず傷を見せてみろ」

 少年へと駆けより、触れようとして、怖れるように一瞬指を引く。しかし意を決した顔をすると、少年の肩へ、優しく包み込むように手を置いた。

「……!!」

 フラインは、触れられ大きく体を震わせる。肩に手を置かれている事が解ると、そうそう恥かしくなったのか、かあっと顔を赤く染めた。それは少年の元々白い肌に一層色よく映える。

「ほれ、そんなところにいても仕方あるまい。こっちゃこい」

 言って、越智姫は少年の手を取りぐいと引っ張った。が、少年はそこで悲鳴を上げる。

「ぐああっっ!?」

「!?」

 余りの苦しみ様に驚き、越智姫は思わず掴んだ手を離した。見ると、少年はまた泣き出してしまっている。

「越智姫様。その者は手首を捻っているようです。今のは、相当に辛い仕打ちかと……」

 多少非難めいた口調の影に、越智姫は慌てて言いつくろう。

「だ、誰もわざとやったわけではないわ! 知らなかったのだ、仕方あるまいに!」

 流石にばつが悪いのか、口ではそう言うもののちらと少年の様子を気遣わしげに窺う。顔を両腕で囲って絶え間無く泣いている。

「ほら、今のは……その……私が悪かった……、許してくれ。もうしない」

 もごもごと小さな声ではあったが、それは確かにフラインの耳へ届いた。少女がもう一度、手を差し伸べてくる。フラインは、警戒しながらも今度は反対の手で、少女の手をしっかりと握る。ほっそりと柔らかいその感触にいいしれない感情が沸いてきた。だが、それは悪くないものだった。

 越智姫は、とりあえず少年を板敷きに座らせた。こちらの言葉がどれほど通じるかと不安はあったが、それは杞憂に終わる。実際に越智姫との受け答えはカンペキで、ひょっとしたら亡者の奴が異人だなどとかついでいるのではないかと疑う程だった。

「さあ、傷を見せよ」

「う、うん……」

 フラインは、泣きはらして赤く充血した目をしきりにふらふらさせながらも素直に従う。

「しかし、お主は本当に異人なのか? 外の国から来たのか?」

「……そ、そうだよ」

「ほう! そうかそうか、そうなのか」

 越智姫は手当てをしていた手を止めて、しきりに感心したように何度も頷く。

「……?」

 フラインは、目の前の不思議な少女をよくよく観察してみた。とても睫が長い。そしてこれもとても長い黒髪が、頷く度に、流れるようにさらさらと落ちていく。肌は雪のように白く、まるで良く出来た人形のようだ。

「綺麗だな……」

「何がだ?」

 知らず呟いていた言葉に、少女が反応したので、フラインはまたしても顔を赤くした。

「どうした、何が綺麗だというのだ? 私にも聞かせてくれまいか」

「あ、いや……その……」

 ずいずいと少女は寄ってきた。君の事だ、何て恥かしいセリフ素直に言う事ができるわけもなく、しかしこちらを覗き込んでくる瞳に抗う事も出来ずにいた。

「越智姫様」

「うえぁわあっ!?」

 突然すぐ傍で聞こえたあの声に驚いて、飛び退る。きょろきょろと辺りを見まわすが、やはりというか、何故か声の主の姿が見えない。

「これ、客人が驚いているではないか。つまらない悪戯はよさんか」

「これは失礼を。そちらの客人がお困りのようでしたので」

「うん? お主、困っておったのか?」

 越智姫は少年をみやる。すると少年はああ、とか、うう、とかまるで要領を得ない答えしか返ってこない。

「……むう」

 少女は、はっきりしないフラインの態度にむっとしたのか、唸り声を上げる。

「まあよい。して、私は越智姫と呼ばれておる。お主は、なんと申すのだ?」

「オチ……ヒメ? ぼ、僕は……フライン・キンダー」

 少年は自分の名を聞き取り難い声で言った。

「ふるいん・きだあ? 珍妙な名前だな」

 明らかに発音しきれてないのだが、フラインはそれを訂正しようとはしない。お互いに名乗りあったところで、二人は自然と黙り込んでしまう。お互いがお互いに何か、言いたい事があるのに、それを口にするのをためらっているような雰囲気だ。

「で、るいん殿。あなたは何しにここへ参ったのだ? そもそも、あなたはどうやってこの国へ入ってこれたのだ」

 越智姫の心の声を代弁するように亡者が質問した。その姿無き声に、フラインはもうそれほど驚く事は無かった。越智姫の顔色を窺うと、相変わらずきゅっと口をつぐんでいはいたが、それの答えを期待するようにちらちらと上目遣いでフラインを見ていた。

「……そうだね、隠していても仕方が無いから、全部話すよ。どこから話したらいいんだろう……」

 フラインは、とつとつと昔語りから始めた。それは、幸せな頃の記憶から始まっていた。


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