第11日 エピソード


様々な人に、

様々なエピソードがある。


うれしかったこと

かなしかったこと

感動したこと

辛かったこと

生まれた話

死んだ話


エピソードという言葉の意味は

「本筋とは関係ない、短くて興味深い話・挿話」

「ある人についてあまり知られていない興味ある話・逸話」

「ロンド形式の楽曲などで二つの主部の間に挿入される部分・挿入句」

などなど。


私は学者ではないのでこれから話すことはもっともらしいように聞こえてそうでもないかもしれない。あしからず。


私はこのエピソードという言葉が好きだ。

人の思いというか、そういったいままで貯め込んできたものの集合体のように思うからだ。


純粋に物語として、いわゆる「ストーリー」として捉えている人もいそうだなぁとこの言葉を見て思う。

でもこれは一種の回想であって、巻き起こっていく話というよりすでに終わっている話であるといえる。

エピソードは終わった話なのだ。

エピソード1とかなんとかって言うのも、作品の本筋の世界ではきっとすでに終わった話であったり、逸話という体なのだろう。



私はエピソードという言葉がすきだ。

色んな人のエピソードを知りたい。

逸話ってほどでなくていいんだ。


エピソードという言葉に眠っている我々の書いた小説はきっと価値があるはずだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る