第16話 俺の幼なじみは、結構エロかったりする。
学校から帰った俺は、いつもの様に玄関のドアを開け、いつもの様に手を洗い、いつもの様に階段を登り、いつもの様に自分の部屋に入る。
俺の後ろからついてくる水瀬も、まるで我が家だとでも言うように、堂々とついてくる。
「あー、今日はすっごい疲れたよー」
制服がシワになるのも気にせず、水瀬は俺のベッドにダイブした。
そこそこかわいい幼なじみが、俺のベッドに寝ている姿は、なかなかのものである。
それに、寝転がった時にめくれたスカートから、下着が見えるか見えないかのきわどさもいい。
「関谷ー、のど乾いた。なんか飲み物持ってきてー」
「いいけど、寝るなら制服くらい脱げよ。シワんなる」
「そんなこと、言われなくたってわかってますよーだ。じゃ関谷、服借りるから」
そう言いながら、俺のベッドの上で制服を脱ぎ始めたので、俺は慌ててへ部屋を出た。
そこそこかわいい幼なじみが、俺のベッドの上で制服を脱ぎ、俺の服を身につける。うん、なかなか来るものがある。
「おい、飲み物三ツ矢しかなかったけどいいか……」
そう言いながら部屋に戻ると、水瀬はベッドで寝ていた。
水瀬に恋愛感情はないはずだが、心臓がドキドキするのはなぜだろうか。
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