衝撃

冬休み明け。

見慣れた景色に、見慣れないカップル。


未映が男と歩いてきた。

その男は俺の真逆のタイプだった。


女遊びで有名だったし、すぐに女を捨てる軽い男。


付き合ってたときには一緒に悪口をも言っていた。


そんな奴と付き合った未映。

俺には最初、理解ができなかった。



「未映は軽い」

「別れた後、すぐ付き合って最低」



付き合ってから未映はクラスメートにそんな陰口を言われ続けた。


そのせいか、いつしか未映は学校に来なくなった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る