A Couple Of Fruit.
夕闇
山岸 未映
俺が愛した大切な人。
山岸 未映。
最初の彼女。
俺は常に未映を想いながら過ごしていた。
たまにケンカしても、いつの間にか仲直りする。
理想のカップルとまで呼ばれた俺達。
でも俺の愛し方は間違っていたのか。
「重すぎて一緒に居るのにもう疲れた。お願いだから別れて欲しい」
泣きながら言われた。
その時、俺は女々しくも涙が出た。
二年くらい付き合った。
別れるなんて思ってもなかった。
手も繋いだ。
キスもした。
一緒に泊まり掛けで旅行もした。
『ずっと一緒』
二人で交わした約束。
果たせなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます