第4話 全力の戦い。
俺は黄金の輝きを放つ炎みたいなヤツをモンスターに放った。
「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
モンスターは黒焦げになり、倒れた。
「このモンスターは魔王だ!!!」
「なんだって!」
俺は魔王に近づいた。
パキン。
魔王の仮面が割れる。
俺は足を止めた。
そして、息をのんだ。
「・・・・・・オヤジ・・・・・・」
「・・・ああ」
なんと、魔王の正体はオヤジだった!
オヤジはすがすがしい顔で微笑む。
「何も父親らしいことができなかった。お前の幸せを願っている・・・・・・さらばだ」
「オヤジいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!!!」
俺はオヤジを忘れない。
たとえ、魔王であったとしても!
読者A
「オヤジ、人食べすぎやろ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます