3神と征く神界生活
華雪桜
第1話 プロローグ
トン トン
コト コト
ジュ~
カチャ カチャ
はあ~…
どうしてこんなことになったんだろ…
僕はお玉を片手に声を挙げる。
「ごはんですよ~‼」
僕の声を仕切りにトタトタと足音が近づいてくる。
「ふぁぁ~」
最初に、欠伸をしながら寝ぼけ眼のパジャマ姿で
「姉上…今日もかわいい。ハァハァ…」
続いて、
「わ~い、ごはん~。」
最後に
全員が席に着いたのを確認し僕はご飯をよそう。
「「「いただきます。」」」
「今日はどうしようかの~」
「姉上、僕と遊びましょう。」
「え、いやじゃ~。」
「そんな…⁉」
「兄者兄者、なら俺と川に行って泳ごうぜ‼」
「嫌ですよ⁉まだ春先で寒いんですよ!」
「楽しいぞ~」
「人の話聞いて
パン
「いいから早く食べなさい。」
僕は柏手をし彼らの話を遮る。
「「「は~い」」」
そう返事をし、彼らはご飯を食べ進める。
その様子を見ながら僕は深くため息を吐く。
ほんと、どうしてこうなったんだろ~
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