花に囲まれて鉄の中
散らばる白い星のような南天の花、大人の色気を感じさせる濃い桃色の撫子、色とりどりに咲いて華やかに道を飾る躑躅、控えめな淡い黄色い花のトマト...そのどれもこれも僕を彩るにふさわしい...あぁこのまま花の中心にうずもれてしまいものだ、そうすれば煩わしい現世のあれこれに惑わされずに済むものを...!
「ごたくはいーから、さっさと駐車場から車出してくんねーかな。」
「待ってくれ、もう少しこの美しい花たちからパワーを貰ってから...」
「花誉めてくれるのはいーがもう車乗り込んでから30分も経ってるぞ。いい加減にしないと俺が代わって...」
「いやいやいや! それには及ばないよ! 僕ならできる! きっとでぎる! 美じげればオールOK!!」
「もはや自己暗示になってるじゃねーかッ!」
私は教習所の卒業検定合格の際担当だった教官によく受かったねと言われました。
成瀬「車酔いが酷くて乗るぐらいなら運転したい。だって運転してると酔ってる場合じゃないから。(命の危機でアドレナリン全開)」
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