第162話 秋の祭り
秋の終わり、晩秋って時季に、この国の建国祭が行われる。
またしても監禁確定。
「遊びに行けないってね」
マリアネが気の毒そうな顔をする。しょうがない。
「今度は唐揚げ屋がたくさん出るらしいんだけど、何か新しい物出したいんだよね」
食の文句は言ってない。面倒だし、ポロリも気を付けている。いるが、こうして要望がくる。ファーストフードの紹介はしたくないんだが、他のネタも知らんしな。
「芋でいいじゃん」
「煮芋?」
「揚げ芋」
ここの食事って、揚げ物少ない。天ぷらくらい?健康にはいいけども。
ポテトチップか、フライドポテトか、いや、唐揚げも一緒に出すってんなら、小さめハッシュドポテトか。
一通り作ってみて、都合の良さそうなの選んでもらえばいいか。
うーん、唐揚げVS唐揚げよりも、つくねか黒酢のミートボールならもっといいのか?
ああ、それにしても食事前にする相談じゃないと思うよ。お腹空いた…
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