誠実は敵
あなたを独り占めしたい
嫌がるあなたを鎖に繋いで眺めていたい
甚振りたい 虐めたい 愛したい
どうかしら ダメね
所詮妄想 フィクションの世界
あーもうあなたは今日も帰る
私ではない他の女のうちへ
分かってるわ 最高ね
余所見するような男じゃない
だから好きになったの
愛さなくて良いから
愛すことを許して
助けて
救って
バカな私を
あなたのその笑顔
優しさが私を破壊する
罪な人ね
いっそこっちを向いてくれれば
諦められるのに
愛さない 報われない恋ほどに無駄なものはない
そう出来たら良いのに
頭と心が分裂 破滅へ真っ直ぐに
妥協点見つからなくて 理想もなくて
ただ追い求めるのはあなたの笑顔
微々たる純粋な部分が邪魔をする
ときめかないで 昂らないで
この程度
慣れてるでしょ?
愛してるの
仕方ないの
私も被害者 なんてただの言い訳かしら
愛しくて堪らない
助けて
お願い
せめてこっちを向いて
ずっと、好きだった。 夕焼けに憧れる本の虫 @sunset_mushi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ずっと、好きだった。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます