in a dream
夢に出てきた 彼を
懐かしく思い出す
今はもう 友達でも恋人でもない
彼を私 夢の中で愛してた
恋なんて とうに過ぎ去った感情
なのにどうして私
あんなに愛しく いとおしく
後ろから抱き締めて
彼の温もりを そっと感じて
あぁそれはきっと 彼が滅多にこっちを向かなかったからだな なんて
言い訳のように 付け足す
私の頭は 小学生のまま
固まってしまったのかも知れないね
彼に未練なんか ないはずなのに
今更思い出すなんて
現実じゃないと 分かっていても
微かな痛みは 抜けなくて
あぁもう私 これからどうするの? なんて
たかが夢なのに ちょっと笑っちゃう
あれが 「好き」だとするのなら
私はまだ その感情を知らない
だって彼が私 愛しかったのよ
夢の中で私 恋してたのよ
この気持ち 忘れたくない
どうしたら良いんだろう 私
忘れなきゃいけないの
でも 忘れたくないの
この話 聞いたら彼
怒るかも知れないね
ふふ どうしようかしら私
忘れたくないのよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます