カズマ「これからずっとずっと一緒だからな」めぐみん「はい!」

ユウ

プロローグ

「あ、あ…あああああああ!」


 時間が止まった。

 朝食をみんなで食べていた。その時間が止まった。

 そいつは目の前に瞬間移動みたいに現れたと思ったら……え?涙?泣いてんの?こいつ?


「貴様なにものだ!」

 俺たちの中で一番素早く動いたのはダクネスだった。


「気を付けて!そいつリッチーよ!!」

 アクアも臨戦態勢だ!…………え?こいつなんて言った?リッチー?

 ウィズといいなんでこうリッチーって巨乳が多いんだ!?そういう種族なのか!?


「ち、違うんです!話を聞いてください!」

 そいつは涙を拭きながら言う。

 あー、たぶん、また面倒な件だ。

 絶対にかかわりたくない。かかわりたくない。よし、かかわらないでおこう。

 でも、ここ俺の家だしなー、どうするかなーっと悩んでいると、呆然としていためぐみんがようやく動きを見せた。


「あ、あなた……。まさか……」

「うん。そうだよ。めぐみん」

 そいつは俺の未来を……いや、一生を変える。とても重要な人物だった。



「実は未来から来ました。ゆんゆんです。その……お久しぶりです」



 そいつは未来からとかバカみたいな事を言ってきた。

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