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タイトル『10人とキスできないと呪いで死にます！　でも勢いでキスしまくったら、呪いの前に修羅場で死ねます！　～イケメンチートな呪われ王子の恋愛コンゲーム！～』(連載中・13万5千文字)

作者　usumy

https://kakuyomu.jp/works/1177354054893899744

今回は、閑話：イアン・ハウエル・フォン・エディンバラ伯爵の回顧録までの感想文とさせていただきます。

あらすじ

日本人母と英国貴族の血を引くイギリス人父のハーフである主人公「王子野王子」は、モテにモテる。『嘉数高校のプリンス』とまで称されている。

しかし、彼は童貞である。……幼稚園児時代に発症した女性アレルギーにより、女性に触れられると酷い腹痛に襲われ、下痢をしてしまうのだ。

王子も、そんな体質でなければ本当はハーレムをつくりたかった。

　母から貰った父が貴族の証である勲章をぬいぐるみにはめ込んだところ先祖がぬいぐるみに乗り移って出現した。そして、王子の体質は女除けの呪いだという。

そして先祖はいった。「呪い解除の定番はキスだ！」と。そして、主人公王子のヒロインとの魔法のキス＆修羅場の日々がはじまった。

魅力

さすがに小説でもなかなかでてこにようなぶっとんだキラキラネームと設定で面白い。王子＝「プリンス」とは。そして、女性に触られると腹痛と共に下痢をするなんて、最高に嫌だ。そんなのしんどい。常に脱糞の危機に晒される生活……。イケメンなのに……。そして、モテることにより、身体的に追いつめられるというのにも関わらず、モテることを諦めきれない主人公の往生際の悪さもまた良い。

　イギリス貴族のはずの先祖も何故関西弁！？　とツッコミどころ抜群である。しかし、面白い。『社交界のヤリチン伯爵』……愛称が最低すぎる。

1章分まで読もうと決めて読み始めたがついついサクサク読める上ギャグテイストで面白いので、続きも読みたくなってしまった。残り9人、いかにして攻略するか楽しみである。