お正月特別回 入れ替わり 陽菜編 1

ども! おてんと です。


あけましておめでとうございます。


今回はお正月スペシャルということで、ご挨拶も含め、特別回になります。本編とは関係ありませんので、ぜひご笑納ください。



―――――――――――――――――



 「「っ?!」」


 現在、バイト野郎こと和馬さんは、中村家の南の家にて誰かとぶつかってしまった。


 その衝撃で弾かれるように身を後ろへ倒してしまった俺は、最初、生じた痛みなんかよりも違和感を覚えた。


 俺は自分で言うのもなんだが、そこそこ筋肉質な体型で身長もあることを自負している。だから大体の場合、弾かれて倒れるなんてありえないのだ。


 むしろ逆、相手を弾き飛ばすくらいの頑丈さというか、体幹は兼ね備えている。


 まぁ雇い主だったら話は別だが、中村家女性陣だったら怪我の問題が懸念されるのだ。


 だから俺は慌てて、今しがたぶつかってしまった相手の無事を確認することにした。


が、


 「いたた......。ねぇ、大丈夫かしら?」

 「っ?!」


 俺はその声を聞いて驚愕した。


 野太い声だったのだ。口調こそ、普段の陽菜を思わせる女のそれぽかったが、肝心の発せられる声が男のものだったのだ。あとイケボだった。


 しかも聞いて一瞬でわかった。中村家の者じゃない奴の声だ。


 いったい誰なんだと思いきや、その声には聞き覚えがあって、目でちゃんと確認したら、そこには絶世のイケメン男が居た。


 少しボサついた黒髪にがっしりとした体躯。上下ともにスウェット姿で、その上からでもわかるくらい、その身を纏う筋肉が線を描いていた。


 顔立ちこそ平均のそれかもしれないが、街中で老若男女問わず、百人にこの人イケメンですか?と聞いたら百人はYESというレベルの美形である。


 なんだ、このイケメン。女を惚れさせるために生まれてきたのか。


 って、違う。そうじゃない。


 そんなことを考えている俺に対し、先方は目をぱちくりとさせて俺を見ている。きっと俺も同じ顔をしているんだろう。


 俺らは互いに自身の頬を抓った。


 「「い、いはい......」」


 そして夢じゃないことに気づく。


 目の前に立っているこいつは......


 「お、和馬おれ?」

 「わ、陽菜わたし?」


 皆大好き、高橋和馬さんであった。



――――――――――――――



次回更新は夜にする予定です。短くて申し訳ありません。


長かったので区切りました。ぜひ、続きにご期待ください。


それと面白かったら、できれば応援ハートお願いします!

最近、前より少なくなって死にそうです。セクハラ止めた方がいいのか葛藤し始めました......。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る