祝100回 公開記念 ラジオでお悩み相談?

 おっはよーございまぁぁああす! 誤字脱字多しの おてんと でふ。 


 どもども。今回でだいたい100回目になり、特別回はにあります。


 と言っても、『閑話』を含めてですが。公開数でカウントして100です!! え? オーバーして今回が102回? ...四捨五入して100だからいいんですよ!!(マジですみません)

 

 読者の皆さん、本当にありがとうございます。PV数が日に日に増えていったのでモチベにつながり、ここまで来れました。


 ではでは、公開記念 特別ストーリーをご笑納くださいませ!



――――――――――――


 「おっはよぉぉぉおおございまぁぁああす!! 朝のラジオだよ!! 7時半だよ! みなさん、目覚めて下さぁぁぁい!!」

 「日曜の朝からうるさいよ! でも、マー君は今日も元気だね!」

 「ふふ、ラジオを聴いているみんなに元気を配るのも僕たちの大切な仕事だよ、コー君」


 「さて、わたくし、コー君と」

 「僕、マー君の」

 「「ハッピーラジオ、はっじまるよー」」


 「さっそく皆さんからのお便り届いていますよ~」

 「こちらはえーっと、ラジオネーム:パルメザンチーズさんだね」

 「パルメザンチーズw。おはようございまーす」


 「なになに...『今日は久しぶりの休日。お天気日和で家族と公園にでも出かけたいのですが、熱中症が怖いので家で過ごしたいと思います』だって」

 「家族サービス!! パルメザンチーズさんは一家の大黒柱かな~。いいね! 最高のお父さんだよ!」

 「うんうん。今日は特に暑いからね! 安全を考えれば当然だよ!」


 「じゃあさっそくパルメザンチーズさんに電話しようか!」

 「あっ初めて聞く方、説明遅れましたね! このお便りコーナー、たくさんのお便りを送ってくれた皆さんに、その中から抽選で発表し、電話をこちらからおかけします」

 「さらにさらに、発表された方の中から抽選で2名様に豪華プレゼントを送っちゃいます! 外れた方には僕たちのサイン入りステッカーをお渡ししますよ~」


 「ちなみに豪華プレゼントはじゃじゃんっ!!ハワ―――」

 「ハワイ・スペシャル旅行券をペアでプレゼントしちゃいます!!」

 「ちょっ」

 「え、なに?」

 「...いや別に」

 「コー君、この番組は生放送だよ? 張り切っていこーね!!」

 「...。」


 「ささ、気を取り直してパルメザンチーズに電話っと」

 『プルプルプル...ガチャッ』

 「もしもしパルメザンチーズさん? おはようございまーーす!!」

 『お、おはようございます!』

 「緊張しないでくださいね。気軽にどーぞ!」

 「いやぁ今日は自宅で家族サービスですか?」


 『はい。本当は公園行きたいんですけど、子供がまだ幼稚園児で、今日はすごく暑いので控えようと思います』

 「おや、お子さんは幼稚園生ですか、可愛らしいですね!」

 「絵本やゲームとかしてお過ごしになられるんですか?」


 『はい、今、僕の肩に乗ってます』

 「肩車ですね! 甘えられちゃって羨ましいかぎり―――」

 『アガッ!!』


 「ん? パルメザンチーズさん?」

 『あ、あんた大丈夫っ?!!』

 『こ、腰が...』


 「その声は奥さんですか? 旦那さん大丈夫ですか?」

 『もうっ!...今日はおとなしくしてなさい』

 『すまん、から、腰に負担が―――』


 [ガチャッ!]


 「「...。」」

 「え、ええ、パルメザンチーズさんは腰を痛めちゃったのかな」

 「そ、そうだね。...あとでステッカー送ります!」



 「さ、次はどなたかな~」

 「ラジオネーム:自家製極太サラミ発電機さんからです」

 「さ、サラミ発電機さん、おはようございます!」


 「サラミで発電できるのかね?」

 「ゴッホンッ!...えーっと『今日は日曜で休日だと思ったのですが、バイトがあり、とても憂鬱です』だって」

 「はは、残念だね。じゃ、さっそく呼んでみよっか」

 「自家製極太サラミ発電機さーん」


 『お、おおおはようございます! これ本当にラジオですか?!』

 「そそ。緊張しないでね! リラックス、リラックス!」

 「えーっと発電機さんは学生かな?」


 『はい、4月から高校生になりました』

 「おめでとう!」

 「ちなみにアルバイトは何をやっているのかな?」


 『農家で働いています』

 「の、農家?」

 「え、農業でお仕事ってこと?」


 『はい...やっぱり変ですよね?』

 「いやいやそんなことないよ!!」

 「立派じゃないか! おじさんたち感動したよ!」


 『ありがとうございます』

 「珍しいよね? なんで農家でアルバイトしようと思ったの?」


 『お金が欲しかったんですが、近くにアルバイトできそうな所がなくて、農家で働かせてもらってます』

 「ほうほう。でも雇っている側も助かってるはずだよ!」

 「そうそう。若い人は貴重な労働力だからね」

 『だといいですが』


 「夏休みは結構アルバイトする予定なのかい?」

 『はい、住み込みなので毎日です』

 「ま、毎日?」


 『今日で15連勤になります』

 「ちょっ! それ大丈夫なの?! 労働基準法とかさ!」

 

 『いえ、農家にそんなこと関係ありませんので』

 「いや、でも君アルバイトだよね?!」


 『...正直、休みはほしいですが、そこのうちでは、(一人除いて)皆さんが毎日働いているので中々言い出せないんです』

 「なるほどねー」

 「自分だけ休みたいって言えないのか~。勇気要るよね」


 「ちなみに農家のご家族は何人家族なの?」

 『5人です』

 「お、結構いるね」


 『はい、奥さんと旦那さん、娘さん3人の家庭です』

 「あらあら、“住み込み”ってことは発電機さんは娘さんと一緒に過ごしているのかな~?」

 「隅に置けないな、このこのっ!」


 『はは、バレましたか。ちなみに3人とも超がつくほど美人です』

 「羨ましいねー!!」

 「青春だねっ!」


 『長女はとっても綺麗な人で、いかにもお姉さんって感じなのが魅力的です』

 「男の子は年上に惹かれるよね~」


 『胸が大きくて魅力的です』


 「「............んん?」」

 『あっすみません、わかりにくいですよね。果物で例えるなら、一般女性のサイズがメロンだとすると長女の人はスイカです』

 「ちょちょちょ!」


 『それを見ていると......えーっと、野菜で言うなら、最初はキュウリなんですが、そのうちヘチマみたいになります』

 「待って! 待って! ラジオでそういうこと言わないでよ!」

 「朝っぱらからやめてよ! え、えーっと次女は?!」


 『次女もとっても可愛いです』

 「ほ、ほうほう」

 『ただなぜか俺のことを実の兄のように慕ってくれます』

 「いいじゃん! 可愛い妹ができたと思ってさ!」

 『そんな! 血はつながってませんが、兄妹ではエッチできな―――』

 「ストーップ!!」

 「さっき人の話聞いてた?! じゃ、じゃあ最後は末っ子かな」


 『末の子はツンツンした性格ですが、たまに見せる笑顔が可愛くて、喜んでしまいます』

 「ちょっ! ここラジオ! 生放送だよッ?!」

 「そういう下品な言い方はやめてっ!」


 『ああ、すみません。でした』

 「だからそれも駄目だって! 君のラジオネーム汚れちゃったよ!!」


 『なんかすみません...』

 「え、えーっと、日頃、アルバイトを頑張っている君に“ハワイ・スペシャル旅行券ペアチケット”をプレゼントしよう!!」

 『え』


 「思ったより時間使ってしまってね! こちらも言った以上はプレゼントしなければならないから!」

 「そそ! さっきの方、パルメザンチーズさんはステッカーだし! で君にはペアチケットだよ!」

 『おい、なんだ消去法って―――』


 「3人の姉妹のうちの誰かを誘って行ってきなよ!!」

 「遠慮しないでハメを外してきな!」


 『え? ハワイでハメてこい?―――』

 「それじゃ、ここまでのお相手はマー君と」

 「コー君でした!」


 『ちょっ』

 「「また来週~!!!」」

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