第2話 出会い

異動初日、挨拶をするのだが法人部には、女性が多いことに勤続20年目にして初めて気づく。そのうちの一人、ちょっとポッチャリ系の女性に何かを感じてしまった。だが、妻とはタイプが違うし、部内のひとりの女性として見ることに。


その日の夜は、配属された法人部での歓迎会となった。やはり営業の特権なのか、美味しいところを知っているし、よく話す。とても楽しい歓迎会となった。あのポッチャリ系の女性はべろべろ。駅までみんなで歩くのだが、腕は組んでくるし、カバンを持たすし、ただの酔っ払いの女性だった。


仲良くやっていける気がした。


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